終わらない物語-11
割れ目を滑らかに滑る田口の中指。完全に湿りを感知しているはずだ。しかし田口は弄ぶように言葉を並べる。
「あれ…?何だろうなぁ。」
「んんん…!」
「濡れてないんだよねぇ?」
「んん…、んっ…」
「まさか彼氏の前で違う男にオマンコ濡らさないよねぇ?ヤリマンだと思われちゃうもんねぇ?誰にでも簡単に濡らしちゃうんだってさぁ?」
「んん…」
「今からレイプされるって言うのに濡らしたらさぁ、静香はレイプ願望あるんじゃないかって彼氏に心配されちゃうもんねぇ?」
「んっ…んっ…!」
もはや目を開けて睨み返す余裕すら無くなっていた静香。指が動く度に体がピクピクしてしまう。
「で、濡れてんの?」
田口が指を止めた。ゆっくりと目を開ける静香。
「濡れて…ない…。」
「ククク、どうした?そんなとろけるような目をして?じゃあ目を覚ましてやるよ。」
田口は静香の股ぐらから手を抜き目の前に指を寄せる。
「何だこれ?んっ?俺の指がふやける程に絡みついたネットリとした液体は何なんだよ?ほら!見ろ!」
とっさに見てしまった静香は目を閉じ顔を背ける。
「嫌っ!」
そんな静香の鼻に指を寄せる。
「ほら嗅げ!何だこのいやらしい匂いは?」
「止めて!」
「臭いか?おまえの体から発するこの臭い匂いのものは何なんだって聞いてるんだよ!匂いで分からなきゃ口で味を確かめろ!」
田口は静香の口の中に指を突っ込む。
「んんっっ!!」
静香の顔が激しく歪む。田口の指が静香の愛液を舌に擦り付けるように絡ませる。
「んんっ!んんっ!」
苦しむ静香。口から涎が垂れ落ちる。すると口から指を抜く田口。
「まだ分からねぇのか?だったら分かるまで舐めさせてやるぞ!」
「嫌っ!」
「じゃあもう一回聞く。濡れてんのか…?」
「ハァハァ…」
言える訳がない。しかし田口が許してくれる訳がない。
「ならもう一回口で確かめろ!」
田口は再び静香の性器で指をたっぷりと湿らせ口の中に突っ込んだ。
「んん…!んん…!(もう嫌…)」
「ほら、どうなんだ!!」
指を抜き怒鳴る。
「濡れ…てる」
人生最大の屈辱顔で呟くように言った静香。それを思い切り田口は嘲笑う。
「田口ぃぃ!てめー、絶対許さないからな!これ以上静香に手を触れるな!!」
これまでずっと叫び続けて来た俊介の声は枯れていた。
「俊介く〜ん、静香ちゃん、俊介くんと生でハメハメしたチンポをくわえて散々自分のオマンコの味を味わってきたくせにさぁ、自分のオマンコの味を嫌がってる振りしたんだぜ?カワイコぶっていけない子だよね!」
小馬鹿にした口調で俊介に言った。
「田口ぃぃ!ぶっ殺してやる!」
怒り狂う俊介。ずっと由実にしゃぶられているが、必死で射精に耐えていた。
「警察官あるまじき発言だね。ヤダヤダ…。」
まるで相手にしないようにすぐに顔を背けた。
「ちゃんと言ったご褒美だ。たっぷりと濡らしてあげるよ、静香…。」
田口は静香の乳首に吸い付いた。
「あっあん…!」
顎が上がる静香。そしてもう片方の乳首が中指の腹でゆっくりと転がされる。
「あっ!あっ…!」
甘い電流は静香の口をどんどん緩めて行く。舌先に弾かれ、そして摘まれコリコリされる乳首はすぐに張り詰めた。
「感度のいい乳首だ事…。」
「ああ…ああん…嫌…!」
内股を擦り付けながら体をくねらせる静香。不甲斐なくも下半身がどんどん熱くなっていく。