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躾の時間
【SM 官能小説】

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第1章-男と少女--3

その日は雪の降る
寒い夜のことだ。

拓矢はコートの襟を立て
ポケットに手を突っ込んで
渋谷のネオン街を歩いていた。

煌びやかに着飾ったホステスや
肌を露出した格好で
売春をする幼い少女。

特別綺麗なわけでもない
熟女と腕を組んで歩く
派手なレンタル彼氏

(東京も落ちたものだな…)

拓矢はため息を零し、
家路を急ぐ。

わざわざ有り金をはたいてまで
女が欲しいという気持ちに
不信感を抱き、冷たい風に
打たれながら足を運んでいると
自動販売機の前で
うずくまる女が視界に入った。


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