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LADY GUN
【推理 推理小説】

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生贄-4

 それまで体を拘束され目隠しと口を塞がれた状態で椅子に座らされていた俊介。田口が目隠しを取った。眩しそうに目を開ける俊介。大勢の全裸の婦警と覆面達の姿が目に飛び込んで来た。
 「な…」
異常な光景に言葉を失う。顔を精子でドロドロにされながら喜多のペニスをしゃぶらされている婦警に視線が向く。
 「な、何してるんだ…?」
唖然とする俊介。美月にしゃぶらせたままで顔を向けて言った喜多。
 「俺の出所祝いだろ?見れば分かるだろ?」
 「出所…?お前は脱獄しただけたろう!?」
 「はっ?出所だよ。だって警視庁総監様が出してくれたんだからな。」
 「あ?何だそれ…?」
意味が分からない。そこへ田口が加藤綾美を連れて現れた。
 「そ、その子は…クジテレビの加藤彩美じゃないか!?静香が睨んだ通りやっぱりお前らの仕業だったのか!」
そんな俊介にニヤニヤしながら真実を突きつける田口。
 「クジテレビの加藤綾美か…。うん、間違いないな。でもな、ある重要人物の娘でもあるのさ。」
 「ある重要人物の娘…?あ…ま、まさか…!?」
 「フフフ、想像通りだよ。こいつは警視庁総監、加藤正剛の娘でもあるのさ。」
初めて知る事実に驚く俊介。
 「そ、そうか!!娘さんを釈放する見返りに喜多を刑務所から出す交換条件をつきつけたんだな!?そして喜多を取り戻して、約束は守らなかったって事か!!」
田口は高笑いする。
 「さっすが角田俊介刑事。理解が早いわ。
 「うるせぇ!そして俺を拉致したのは、今度は静香との交換条件を突きつける気だな?」
 「くくく…、殆ど当たりだが交換条件ではない。おびき寄せる為って言った方が近いな。俺は高田道彦を殺害した皆川静香に復讐するのが狙いだ。ただより楽しい復讐をしたくて仕方ないんだよ。その為にはお前は色々と役に立ちそうだからな。だから拉致したのさ。」
 「汚ねぇ真似しやがって…!」
怒りの表情を浮かべる俊介をよそに喜多は出所祝いを続けた。
 「おまえとおまえは可愛いから俺の両隣に来い。おまえ足を舐めろ。おまえは乳首だ。おまえはチンポを舐めろ。」
逆らうのも怖く指示に従う婦警達。両隣の婦警は胸を揉まれ、複数の婦警は喜多の体をペロペロと舐めていた。
 「う〜ん、ハ〜レムゥ〜♪」
女に囲まれ楽しそうな喜多。
 「ゲスが…!」
吐き捨てるように言った俊介だった。


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