ソレゾレノケツイ-24
「ぁ くぅっ」
ドクンドクンと数度に渡って吐き出された精は、リュディの中を熱く満たしていく。
「ぁ あ 」
意思とは関係なくビクビクと震える身体から力が抜け、リュディの腕がパタリとベットに落ちた。
「は ふうぅっ」
やっと落ち着いてきたランスは、抱き締めたリュディが脱け殻の様にぐったりしているのに気づいてにわかに慌てる。
「も、申し訳ありませんっリュディヴィーヌっつい……っ」
欲望と煩悩に支配され、王子様気遣いがどこかに飛んで行ってしまった。
「はぁ はぁ 気持ち……良かったです……か?」
息を切らしながら問いかけたリュディを、ランスは強く抱く。
「最高です」
「ふふ……私もです」
ふんわり微笑んだリュディの中で、ランスの分身がむくりと頭をもたげ硬くなっていく。
「あぁん」
「あぅ すみません」
こんな所はやはり童貞……初めての快楽に身体に理性が効かない。
「構いません……どうぞ……?」
正直、身体はキツかったが求められているのが嬉しかった。
「リュディヴィーヌっ」
再び動き出したランスは遠慮なくリュディを翻弄する。
その後、ランスはリュディから抜ける事なく、明け方まで精を吐きだし、リュディは自分の言葉に後悔したのだった。
‥To be continued‥