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傍らに咲く花
【同性愛♀ 官能小説】

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百合の花、繚乱-7

「あっ……里穂ちゃん……あた……し……イキそ……う」


「はい、遠慮しないでイッてください」


「あんっ、も……ダメ……イク、イク……」


小夜の爪先がピンと伸びるのが目に映る。もはや小夜の絶頂も目の前にあるのだろう。


「小夜さん、イク時の顔、すごく綺麗ですよ。だから、怖がらないでいっぱいイッてください」


松本は小夜の前髪を愛おしそうに撫でてから、ラストスパートに向けてその手を動かした。


「あああっ……もうダメ……。イク! イッちゃう……! あああんっ……!」


小夜、俺もイクぞ……!


咄嗟に姿見の側に置いてあったティッシュを箱ごと毛布の中に引き込み、急いで数枚取って鈴口にあてがう。


「小夜……!」


突然目の前に火花が散ったかと思うと、膨らんで弾ける風船のように精が一気に放出される。


毛布の向こうでは、小夜の掠れた高い声が途切れたと共に、身体が2、3度ビクンと痙攣している所だった。







「はあっ、はあっ……」


たっぷり気をやってアクメを迎えたからか、小夜の息は激しく上がっていた。


かくいう俺も、溜まっていたせいか、いつもよりも気持ち濃厚なザーメンが、たっぷりティッシュの上に放たれていた。


そして一人涼しい顔の松本は、


「うん、やっぱり感度もいいし、小夜さんのおマンコはとってもエッチで、男の人にとって理想的なおマンコです。だから自信を持って駿河さんに見せてあげてください」


と、もう一度小夜にキスをした。




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