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LADY GUN
【推理 推理小説】

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モンスター=…-1

 綾美が拉致され連れて行かれた場所は今まで婦警立場が監禁されていた倉庫ではなかった。同じ日に新たな場所に婦警達もそこへ連れて行かれた。目隠しをされ車で運ばれた婦警が目隠しを外され目にしたものは、これまでの汚い倉庫とは違い、内装を見る限り新築に見える程綺麗な倉庫だった。
 当然新築倉庫ではない。古びた倉庫の内装をリフォームしたのだ。しかしいくら綺麗な内装でも女性に性的興奮や性的虐待をする為の道具はしっかりと揃えられていた。結局される事は変わらないと失望する婦警達だが、しっかりとした広い浴室があったのには救われた。今まではシャワーが一つしかなくまともに体も洗って貰えなかった。それだけは救いだった。
 そこへモンスターが登場した。
 「こいつは今日から俺専用の女だ。俺の許可なくこの女に触れるなよ?」
 「了解!」
モンスターが綾美を紹介した。婦警達はまた新たな犠牲者が出た事を悲しんだ。しかもあの恐ろしいモンスターに見初められてしまったのだ。憐れみさえ感じた。
 「あれって…加藤綾美…?」
 「クジテレビの…?」
婦警達がざわつく。
 「何で加藤綾美が?狙われてるのは女刑事や婦警だけじゃ…」
女性警察官以外の被害者を不思議に思う。
 「あ、そうか…!だって彼女は…」
ある婦警が綾美について言うと全員が納得した。
 「一体何を起こそうとしてるの…?」
まだまだ事件は大きくなる予感がした。
 ザワザワする婦警達をチラッと見てからモンスターは言った。
 「不潔な女は嫌だからな。どうせ抱くならキレイな体の方がいいしな。ま、いくら洗ってもマンコ臭い女はいるけどな。ハハハ!」
 「ヒヒヒ!」
女にとってはデリカシーのない言葉だ。何人かの婦警は屈辱的な言葉に聞こえた。
 「綾美はこっちだ。俺専用の部屋で仕えてもらうからな。」
VIP扱いだ。しかし他の婦警達には羨ましく感じなかった。あのモンスターに四六時中されたい放題。むしろ可哀想に思えた。綾美はモンスターに連れられ部屋に監禁された。
 まずされたのかコカイン吸引だ。嫌がる綾美に無理矢理コカインを吸わせる。どうあがいても吸わされてしまう。そのうち頭がクラクラしてきた。
 「綾美みたいな極上の女…しばらく飽きそうにもないな…。」
立ったまま背後から体を弄られる。胸をゆっくりと大きく揉まれる。ブラウスの上から揉む感触はまたいいものだ。モンスターの手がベルトの下からスカートの中に入り込み性器を撫でる。
 「ああん…」
腰が引ける綾美。自分をレイプした男の指先に感じてしまう自分がやるせなかった。


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