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LADY GUN
【推理 推理小説】

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極嬢狩り-8

 綾美は違法薬物を吸ってしまった事よりも呼吸が出来ずに苦しむ。
 「たっぷり吸ったようだしな。フフフ」
綾美の頭からポリ袋を外す。
 「ハァ!ハァ!」
肩を揺らして酸素を吸い込む綾美。一度に酸素を体に吸引した為、コカインも体内奥深くまで入り込んだようだ。次第に息が整ってくると同時に頭がぼんやりしてくる。体がフワフワと浮いていきそうな錯覚を得ていた。
 「フフフ、もうおまえはコイツなしでは行きていけない…。」
コカインを見せつけるモンスター。その時ようやく自分が違法薬物を使用してしまった現実に気付く。
 「い、嫌ぁぁっっ!!」
恐ろしくなった。麻薬がらみで逮捕された人間の報道を何回したか分からない。まさか自分がそっち側の人間になってしまうとは思ってもいなかった。
 「ま、楽しくやろうぜ?」
混乱する綾美の頭を抑え強引にキスするモンスター。
 「んんっ…!」
顔をしわくしゃにして嫌がる綾美。唇をギュッと締める。
 「そう嫌がるなよ、綾美。フフフ。」
もう呼び捨てにして愛人にしたつもりでいるモンスターにカッとなる。
 「止めて!!」
モンスターの頬に平手打ちを食らわした。しかし全く動じない。
 「こっちの口が開けば上の口も開くんじゃねぇのか?」
モンスターはスカートの中にガッと手を突っ込み指を立て押し込んだ。
 「ああん!!」
喘ぐ綾美。
 「ほら見ろ!」
緩んだ唇の隙間に舌をねじ込む。
 「んんん…!」
既に濡らしていた綾美はモンスターの指マンを容易に許してしまう。中指を突き立てこねくられてしまう。ネチャネチャと響く音。求めざる快感。その一つ一つをコカインが増長させて綾美を苦しめる。
 「レイプで感じたら情けないなぁ?恥ずかしいなぁ?お父様も悲しむだろうなぁ?フフフ」
悶絶し苦しむ綾美を嬉しそうに見つめるモンスター。


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