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LADY GUN
【推理 推理小説】

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神とモンスター-9

 武史が出て行った後も徹は麻耶の部屋に残っていた。目の前にいるのは今警察が必死で探しているモンスターだ。しかし小さな頃から知っている徹を、たしかに今は恐怖感を覚えるが、とこか昔から可愛がっていた親戚の子供のような思えるのであった。
 「麻耶さんは昔からいい女だよね。40歳を目の前にしても全然衰えない美しさ。たまらないよね。」
 「…ありがとう。」
徹が距離を縮めて来た。ドキッとする麻耶。通勤時に着ているスーツのスカートからだいぶ太股が露出していた。思わずスカートで出来るだけ隠し、ブラウスの胸元も直した。
 「前は良くフェラチオしてくれたりオマンコ舐めさせてくれたよね?」
 「そうだったわね…。」
 「もう10年以上そういう事してないよね?久しぶりにしてくれない?フェラチオ。」
 「えっ…?」
田口は麻耶の肩に手を回し耳元でささやいた。
 「して?お願い…。」
 「あん…」
ゾクッとした。口を離すと指で麻耶の耳たぶを撫でる田口に女との接し方を学んでいた田口の成長を感じた。
 「もうすっかり大人なのね…」
そう言うとニコッと笑った。
 「確かめてみる…?」
田口は麻耶の頬に手を当て顔を向かせる。
 「美しい女性は大好きだよ。」
田口の唇が接近する。明らかに目が動揺する麻耶。田口にじっと見つめられ緊張する。
 「んっ…」
田口の唇が密着する。無意識に手が田口の腕を軽く掴む。体を抱き寄せられた麻耶。積極的な唇に麻耶の心臓の鼓動が速まる。麻耶の唇の隙間をゆっくりと這い侵入してくる舌。麻耶の舌先に触れた。
 「んんっ…」
田口の腕をギュッと掴む。舌はどんどん絡みついて来る。防御的に舌を応対させる麻耶。田口に対して目覚めさせてはいけない『女』が目覚めてしまう。
 「んんん…」
微妙な舌の反応を感じ取った田口は麻耶をソファーに押し倒す。そして一転、激しいディープキスが始まる。
 「ん…!ん…!」
体を擦り付けるようにくねらし押しつけてくる田口に麻耶は興奮を覚えてしまう。
 「ああん…!」
田口の手が麻耶の太股を撫でる。どんどんスカートが捲り上がり白く柔らかい肌が露出していく。
 (どうしよう…感じちゃう…)
興奮を抑えられそうもない。麻耶の息は段々荒くなる。
 「ハァハァ…っん…」
離しても執拗に唇を重ねて来る田口に麻麻耶の戸惑いは次第に奪われて行く。太股から這い上がってきた手がブラウスのボタンをゆっくりと外して行く。前がはだけるとセクシーな黒いブラジャーが露わになる。
 「黒が似合うよね、麻耶さんは…。」
ブラジャーの上から手を当てる田口。張りの良い巨乳は今も変わらなかった。
 「徹君…、私迷ってる…。あなたに抱かれていいかどうか…」
悩ましげな瞳で田口を見つめる。
 「迷いは消えるよ…すぐに、ね?」
田口は片手でホックを外す。そして押し下げられたカップからプルンと胸が零れ出た。胸を掴み人差し指で乳頭を転がす。
 「ああん…」
ビクッと感じる麻耶。そして親指と人差し指で摘まれグリグリと刺激されると麻耶は顎を上げて感じてしまう。
 「ああん…!ダメっ!!」
 「ダメなようには思えないけどね?」
自分でも分かる。乳首がどんどん張り詰めて行くのが。同時に感度も増していく。すなわち、濡れる。
 「あっ…あっ…!ああん…!」
片方の乳首が舌で弾かれた瞬間、下半身からの熱いジュースが溢れた感覚を覚えた麻耶。既に張り詰めてしまった乳首に吸い付かれ頭が真っ白になる。
 「はぁあん…!」
田口にパンティの上から性器を押され声を張り上げた麻耶。
 「迷いは消えたみたいだね、麻耶さん?」
もう愛液がパンティに染み込んでいるであろう事は自覚していた。これだけの興奮を見せておきながらまだ迷ってるとはとても言えない麻耶だった。


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