投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

LADY GUN
【推理 推理小説】

LADY  GUNの最初へ LADY  GUN 70 LADY  GUN 72 LADY  GUNの最後へ

性奴隷-5

 柔道なら自信がある。小学生の頃からやっていたからだ。成人男性にもそう負ける事はなかった。
 「私が勝ったら本当に逃がしてくれるの…?」
モンスターはニヤリと笑う。
 「ああ。全員逃がしてやるよ。それは約束する。」
 「…。分かった。します。」
 「よし。」
モンスターは立ち上がった。遅れて立ち上がる弥生。監禁されている婦警達全員の微かな望みを背負いモンスターから距離をとり構える弥生。
 「じゃあ始めるぞ!」
 「せい!!」
気合いを入れた弥生。勝負師のような鋭い視線でモンスターを睨む。
 「いい表情だ…。そういう怖い顔、大好きなんだよね。ゾクゾクするよ…」
 「あんたみたいな暴漢魔になんか絶対負けない…。」
ジリジリと距離を詰める弥生。モンスターは何の構えもしていない。ただ立っているだけだ。弥生は素早くモンスターの襟元を掴む。それに反応して弥生の腕を掴むモンスター。組み合う2人。弥生は隙を伺う。
 (ち、力が強い…)
モンスターは見た目より腕の力が強かった。その力だけでも弥生には簡単な相手ではない事がすぐに分かった。無闇に攻めずに慎重に行く。
 「いい匂いするねぇ…。シャンプーと香水…、たまんないよ…。」
 「…」
無視する弥生。しかしモンスターはニヤニヤしながら話し掛けてくる。
 「マンコの匂いはどうなんだろうなぁ?臭いのかなぁ。こんな美人がマンコ臭かったらガッカリするよなぁ…」
 「な…」
未だかつてそんな卑猥な言葉を投げかけてきた男などいなかった。神経を疑う。
 「ムレムレなんだろ?ヘヘヘ、スカートの中に頭突っ込んで弥生ちゃんのムレムレの匂いを思い切り嗅ぎたいよ。」
 「馬鹿じゃないの…!?」
 「フフフ、弥生ちゃんのオマンコの匂いを嗅いで馬鹿になりたいよ…。」
 「頭おかしいでしょ…!?」
段々苛々していきた。そんな弥生を楽しそうに見つめるモンスター。
 「弥生の体を早く舐め回したいよ…。脇の下とか超舐めたいし…。オマンコだってじっくり舐めてやるぜ?臭くても臭くなくても、ね?」
 「!?ふざけないで!!」
挑発に乗った弥生は頭に血が上る。瞬時に背負い投げの体勢に入る。
 「っと…」
片足が浮くモンスター。体勢を崩した…ふりをして弥生に背後から抱きつく。
 「きゃっ…!」
胸を掴まれ弄られた弥生。
 「な…!」
 「あ、ゴメンゴメン。体勢崩れちゃったよ…。」
 「わざと…でしょ…?」
 「いやいや、フフフ。」
柔道精神に反した行為に怒りを覚えた弥生だが、簡単に腕を払いのけ抱きついてきたモンスターに驚いた。しっかりと腕を掴んでいたはずだ。それを難なく解かれてしまい動揺する。
 (強い…)
ふざけてはいるがモンスターがただ者ではない事を察した。


LADY  GUNの最初へ LADY  GUN 70 LADY  GUN 72 LADY  GUNの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前