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LADY GUN
【推理 推理小説】

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性奴隷-4

 (もう嫌…)
拉致されてから何人の男に中出しされたかわからないのは弓野聖子は倉庫の入口付近で犯されたばかりだ。床に倒れグッタリしていた聖子。すると突然入口の扉が開いた。
 「新しい獲物を連れてきたぞ!」
聖子が見上げた先には、何度見ても他の男達とは一際違う存在感を放つモンスターがいた。2人の婦警を床に投げ飛ばした。思わず壁に引っ付き怯える聖子。
 「栃玉県一番の美人婦警、富士見署の交通課の御厨弥生ちゃんと、秋森県一番の津島署の青少年課の安田美奈子ちゃんだ。」
2人とも相当美人だ。沸き立つ覆面男達。
 「弥生ちゃん、女優みたいだなぁ!」
 「美奈子ちゃん、僕を補導してくだちゃぁい!」
更なる美人の追加に大興奮だ。
 「な、何なの…ここは…」
全裸の女性達に性器を露出し女を襲っている覆面男達を見て目を疑った。2人は暴行される事なく、いきなり拉致されここに連れて来られた。状況が理解できないでいた。そんな2人にモンスターが言った。
 「君らも今世間を騒がしている最大の事件の主役になるんだぜ?嬉しいだろ?」
 「えっ…」
 「…」
秋森県は東北だ。対岸の火的に事件を見ていた安田美奈子にはピンとこなかっが、千城県の隣の栃玉県の御厨弥生にとっては嫌な予感が当たったと言った具合だった。
 「あれは千城県の婦警を狙った犯行なんじゃ…」
震える声で言った弥生。そんな弥生を上から威圧しながら言った。
 「誰もそんな声明出してないよ?今までたまたま千城県内の美人婦警を集めてたださ。集め尽くしたら次は違う県の美人集めをするのさ。俺は全国の美人婦警を集めるつもりさ。俺の標的は千城県の警察ではない。日本の警察だからな。全国の美人婦警を使ってまずは警察の威厳をズタズタにしてやる。」
低い声が倉庫内に不気味に響く。
 「全国にはどんな美人婦警さんがいるか楽しみだぜ!全員犯してやる。フハハハ!!」
気持ち良さそうに高笑いしたモンスター。床に倒れ太股をチラつかせる新たな2人の獲物をいやらしい目で見つめていた。吸い寄せられるかのように弥生のもとに歩み寄りしゃがんだ。
 「ストッキングも悪くないよな…。」
黒のストッキングだが足が透けて見える薄いストッキングに手を触れる。
 「嫌っ…!」
 「何が嫌だよ。フフフ…」
興奮気味に撫で回す。美奈子は拘束されている訳ではないが恐怖で体が動かない。モンスターが弥生の足を撫でる姿に震撼していた。
 「弥生ちゃんは柔道強いんだよね?全国の大会に出て入賞したぐらいだもんな?そうだ、俺と勝負しようか。勝ったら逃がしてやるよ。」
 「えっ?」
意外な提案に驚いた。


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