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LADY GUN
【推理 推理小説】

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知能犯-12

 静香と若菜を載せた車は高田不動産に到着した。同時に受付の平井絵里が出迎えた。
 「社長は外出しました。よろしく頼みますとの事でした。」
 「分かりました。ご協力ありがとうございましたとお伝え下さい。」
静香と若菜は高田の自宅から運び出した荷物を車に乗せ替える。
 「またご厄介になる事もあるかと思いますがどうぞ宜しくお願いします。」
絵里に頭を下げ車を走らせた。
 その様子を社長室でモニターを見て確認した泰明とモンスターT、田口徹。
 「しかしあの弱っちかったションベン女が良くあそこまで立派になったもんだよ。お前のモロタイプだろ?」
 「ええ。たまんないっすね、苦しみを乗り越えた女は。ま、まだ乗り越えてない壁はありますが、ね?」
 「私にも味見させてくれるのか?」
 「フフフ、お楽しみに…。」
ニヤリと笑った時、絵里が戻ってきた。
 「お帰りになりました…。」
2人が帰った事を報告する絵里。
 「絵里ちゃん、来いよ。」
 「は、はい…。」
緊張した面もちで田口に歩み寄る絵里。
 「なかなかいい対応だったぜ?」
絵里をグッと引き寄せ胸を揉む。
 「あん…」
胸の感触を確かめるや否や、田口は社長の机に腰を掛ける。
 「ほら絵里ちゃん、お仕事!」
 「…」
絵里は田口のベルトを緩めズボンのボタンを外しチャックを降ろした。田口が腰を浮かせるとズボンとパンツを引き抜き脱がした。
 「チュパッ…」
田口のペニスを口に含みしゃぶり始めた絵里の頭を撫でながら泰明と会話する。
 「しかしおまえも映っている動画を全部渡して良かったのか?」
泰明は絵里の背後に歩み寄り尻を撫でる。
 「全部チェック済みですからね。俺の身元が分かるようなものは一切ないし。それよりあの女にアニキの姿を見せる事によって、アニキを殺してしまった自責の念にかられる事でしょうね?忘れようと胸の奥にしまっておいた引き出しを自ら開ける事になる。自分が殺人者である事を思い出す事でしょう。それにリアルなレイプ現場を見せつけて恐怖も与えてやれますからね。」
 「手を汚さずにあの女の精神に攻撃する、か。やるなぁ、徹!」
ニヤリと笑い、泰明は絵里のスカートを捲り、パンストごとパンティを押し下げた。
 「捜査に大きな進展になると同時に自らを追い込むパンドラの箱か…。あの女が苦しむ姿を楽しむとするか。」
泰明は絵里に挿入した。
 「あっああん!!」
2人の鬼畜に上と下の口を塞がれる絵里。女の肉体に喜びながら静香が苦しむ姿を想像し胸を踊らせた。
 「踊らせてやるよ、俺の掌で、ね?くくく!」
今日1日全てがモンスターTの罠だと知る由もない静香。この日から静香は事件の渦に巻き込まれて行く事になるのであった。


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