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不貞の代償
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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蜜月1-5

 ホテルのドアはうすく開けてあった。先にきたときは彼女が素早く入れるよう、状況の許す限りそうしてある。
 彼女が入ってくると駆け寄り強く抱きしめた。熱い体から強い体臭を感じた。彼女が高ぶっているのが分かった。興奮しながら玄関先で抱擁し、わななく彼女の唇を吸った。走ってきたようで息が弾んでいた。彼女のはく息を残らず呑み込みたかった。自分の口の中で呼吸をすればいい。そんな身勝手な考えから、息継ぎのため唇を離そうとする隙すら与えなかった。唇をこすり合わせながら溢れる性欲に溺れていった。
 うすく目を開き、夢中で舌を吸いあげる彼女の表情を見た。唾液まみれの彼女の口の中にペニスを差し込みたい。そう思ったとき不意に彼女はひざまずき、ズボンの上から愛おしそうにペニスをさすり始めた。すでに完全な形になっているその形状を確かめるように、ほっそりとした白い指が忙しなく探る。
 もどかしげにチャックを下ろし、中に手を入れてきた。ペニスをつかみ、どうやって引き出そうかとズボンの中で動き回る。あちこちつっかえながら何とか外に引きずり出したペニスを、宝物を見つけたような顔で彼女は見つめた。頬ずりをしながら、もう一度ズボンの中に手を入れて睾丸までも引き出した。なんとも惨めな格好だがペニスは痛いほど勃起していた。
 しごきながら舌を伸ばしてきた。裏筋から先端を何遍も往復したあと、睾丸まで吸いしゃぶった。田倉はあえぎながら、彼女の唾液にまぶされていく様子を見下ろしていた。
 頬をペニスの形に膨らませている彼女のあごを持った。彼女は口からペニスを抜いて、目の周りを赤く染め、濡れたような眼差しで田倉を見上げた。今日はこのペニスが彼女のものであることを再認識させたい。
 両手を伸ばして黒髪の中に十指をもぐらせた。顔を伏せる彼女の口に先端を押し当てる。口を開かせると田倉はできるだけ穏やかな表情で彼女の頭部を引き寄せ、イラマチオを始めた。
 眉間にしわを寄せて必死で喉を開くが、全部入れるのはとても無理だ。それでも田倉を喜ばせるため彼女は口と喉を捧げた。苦しがる手前で手を緩めては、再び含み込ませる行為を繰り返した。
 ペニスを引き抜くと彼女の口から涎が溢れ、あごから滴り床を濡らした。目に涙を浮かべて恨めしそうに見あげる。
 今度は彼女を立たせ壁に押しやり、尻の方からスカートの中に手を入れ肉付きを味わいながら、パンティを残してストッキングを下ろしていった。膝を折り、肉感的な太ももにキスをしながらひざまで下ろす。立ちあがり、パンティの上から指でこすりあげると直にぬめりを感じた。田倉の動きが止まったので、彼女がしがみついてきた。
 スリット入りのパンティを穿いてきたのだ。それを彼女は恥じらっている。プレゼントした日にこのパンティを穿かせて、興奮しながらセックスをしたのを思い出す。
 簡単に指がぬめり込んだ。吸い込まれたといってもよい。奥まで入れて中をまさぐると、指の付け根をきゅっと締め付けてきた。すばらしい締まりだ。興奮した田倉は愛液をすくってはペニスに塗りたくった。豊満な尻を抱え、スリットからペニスの先端を性器にこすりつけていく。彼女は田倉の肩に顔を押し付け、じっと待っていた。息が熱かった。田倉は腰を入れていった。


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