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LADY GUN
【推理 推理小説】

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LADY GUN-6

 正芳は初めから静香には厳しかった。しかしある日、もしかしてそれは自分の為なのではないかと思った。そのひから静香は正芳が怖くなくなった。厳格な父…、そう思い初めてからはまるで父の教えを必死で吸収しようとする姿勢が見えるようになる。すると厳しさは変わらないが仕事の話以外の会話もするようになり正芳の優しい性格を知った。自分の姿勢を正芳に認められたようで静香は嬉しかった。お洒落とは程遠い店で昼食をとることも多かっが、しかし正芳と食べる立ち食いそばは物凄くおいしかったのを今でも覚えている。できるならまたあの日のように正芳と小汚い店でそばを立ち食いしたいと思う。しかしそう思う度に心が苦しくなる。
 静香は常に正芳の事を思い浮かべている。自分のせいで命を落とした正芳。常に苦しんでいた。その苦しさを忘れさせてくれるのが若菜の明るさだった。ある意味若菜に感謝している。そしてもし若菜が危険な場面に出くわした時、しっかりと自分の身を守れるよう鍛える義務が自分にはあると強く思っている。嫌がる銃の練習も全ては若菜の為だ。自分の全てを教える気持ちでいつも若菜と接している。
 「先輩〜!今日は俊介さんとハメハメですか〜♪?」
 「!?そ、そんな頻繁にやらないわよ!!」
とか言いながらほぼ毎晩俊介とはセックスしている。時には男の部下を引き連れて職務につく静香だが、自分はそこらの女と変わらない普通の女なんだと言う事を感じさせてくれる俊介とのセックスは大好きだった。この夜も俊介に顔射された後、愛おしくペニスにしゃぶりつくしおらしい静香の姿があった。
 大好きだった恩師の弟子として、可愛い後輩の先輩として、そして愛する男の彼女として、静香は一生懸命生きているのであった。


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