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LADY GUN
【推理 推理小説】

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LADY GUN-4

 撃たなきゃいけないと思うと何故か指が動かなくなる。全身金縛りになったかのように固まる。
 (は、早く撃たなきゃ…)
静香の目が気になる。視線を静香に向けるのが怖い。ダメ後輩ぶりに呆れられてしまうかも知れない。見捨てられたくない…、その一心で思い切って引き金を引いた。
 パーンという乾いた音とともに火薬の匂いが鼻を突く。
 「きゃっ!」
発砲と同時に腰が抜けた若菜はその場にへたり込む。
 「きゃっ、じゃないわよ、もう…」
 「だってぇ〜…」
 「いちいち腰抜かしてたら捕まる犯人も捕まらないわよ〜。オシッコでもチビったんじゃないの〜?」
 「…」
 「え…?マジ…?」
 「…ちべたい…」
 「や、やだちょっと…、もう〜」
呆れた顔で溜め息をつく。
 「わ、私だって必死で撃ったんですよ〜!頑張ったんだから!!」
恥ずかしさを隠すように少々逆ギレしてみた。
 「そう怒らないの。わかったわかった、頑張りは認めるわよ。」
子供をあやすように若菜の頭を撫でる。
 「でもしっかり急所を撃ち抜いてるじゃない!」
 「ほ、本当ですか!?」
若菜は的を見る。しかし狙うべき頭の部分には傷一つない。自分が撃ち抜いた場所を探す。
 「あ…」
見つけた。すかさず静香が馬鹿にする。
 「年がら年中そればかり考えてるからアソコを撃ち抜くのよ〜。アハハ!」
若菜が撃ち抜いた所は男の急所だった。
 「年がら年中オチンチンの事なんか考えてません!!」
 「ハイハイそうだね!わかったからチビってチベタイおパンツ替えに行こうね!」
 「…先輩嫌い!!」
 「プププ。ほら、腰抜けて一人で立てもしないんだから強がらないの。」
静香は若菜を抱えて起こす。
 「ほら、行くよ?」
情けないが歩けない。若菜は静香に連れられて更衣室に連れて行ってもらいパンツを替えた。


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