投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

異種間交際フィロソフィア
【ファンタジー 官能小説】

異種間交際フィロソフィアの最初へ 異種間交際フィロソフィア 93 異種間交際フィロソフィア 95 異種間交際フィロソフィアの最後へ

オオカミさんの ほしいもの -13

「どう違うんだよ、言ってみな」

 乳首を舐め、もう片方も指で摘みながら、意地悪な質問を投げつけた。

「え、あ……っは……ドキドキして……っ!!」

 乳輪ごとパクリと口に含むと、語尾が跳ね上がる。ぶるぶる震えて歯を喰いしばる姿が、
 可愛くてたまらない。

「やっ、も……それ、や……ああっ……」

 組み敷いた体が、逃げようとしてジタバタもがくが、子猫同然の非力な抗いだ。
 しつこいほど両胸を嬲り続けると、喉を大きく逸らせてマルセラが喘いだ。

「ひ……あ、あ、あ……きもちいいの! ジークにされると、きもちいいから、ちがうの!」

 甘ったるい悲鳴の告白は、これ以上ないほどジークを満足させた。赤く充血した乳首から口を離し、涙でキラキラ濡れ光っている顔を覗き込む。
 ニヤけてしまうのを抑えられない。

「そうか、気持ち良いのかよ」

 さっきやられたように、火照った頬をペロリとなめあげると、マルセラが目を伏せたまま、コクンと小さく頷いた。
 ゾワリと肌があわ立った。
 もっと感じさせて、鳴かせて、この身体にいけない事をたっぷり教え込んでやりたいと、欲望が頭をもたげる。
 俺だけしか知らないマルセラ。俺だけのものだ。

 パジャマの上下を脱がせ、マルセラを抱き起こした。
 膝の上に座らせて、唇を重ねながら、背中やわき腹を撫でていく。

「ん〜、う〜」

 マルセラが発するぐもった声が、唇の隙間から漏れる。腕の中でくねくねと小さな身体がみじろぎするのが、ひどく心地良かった。
 再びシーツの上に組み敷いた時には、マルセラは顔を真っ赤にして、ぐったりと横たわっていた。
 下着を脱がし、顔を下腹に下げていくと、細いスリットから透明な蜜が滲み出していた。
 濡れているのに安堵し、ちろりとそこにも舌を這わせる。

「っ!!」

 マルセラが大きく息を飲み、腰を引こうとした。

「ちゃんと準備しねぇと、痛いぞ」

「で、でも……恥ずかしいし……あ、あ!」

 しっかりと足を押さえ込み、かまわず雫を滲ませている場所に口をつけた。あまり強くしすぎないように注意しながら、ゆっくり舐める。自分を押さえつけるのが一苦労だ。
 太ももがビクビク痙攣し、溢れる蜜が量を増す。肉の小さな蕾をそっと指で撫でると、喘ぐ声が一際大きくなった。

「や、だ……そこ……っは、あ、んあ……」

 処女でもやはりここは感じやすいのかと、妙に感心しながら嬲っていると、シーツを握り締めたマルセラが、大きく全身を突っ張らせて悲鳴をあげた。
 弓なりに反った身体をシーツに落とし、ヒクヒク痙攣しながら、ぼんやりと宙を見上げている。
 力が抜けている隙に、ぬるつく内部に指を潜りこませた。

「っ!?」

 我に返ったマルセラが、反射的に足を閉じようとしたが、片足を抱え上げて大きく開かせる。そのまま閉じられないように足の間に身体を挟みこませた。

(……おい、これ……本当に入るのか?)

 あまりの狭さに、冷や汗が背中を伝った。
 指一本しか入れていないのに、ぎちぎち締めつけてくる。性器などねじ込んだら壊れてしまいそうだ。

「う、く……っ」

 マルセラは目を瞑り、違和感に耐えるように、きつく眉根を寄せている。
 まだあどけなささえ残るこの少女の身体を引き裂く行為など、まさしく極悪非道な鬼畜の諸行に思えた。

 これが他の男なら、殴るどころか、即座にチェーンソーで血祭りに上げているところだ。

「マルセラ、できるだけ力を抜け」

 汗で張り付いた前髪を払ってやり、耳たぶを甘噛みしながら囁くと、健気にコクコクと頷かれた。
 慎重に内部をかきまわしていると、トロリと奥から熱い蜜が溢れ、指の動きを助けた。
 指を増やし、ゆっくりと攪拌を繰り返す。
 ジークの額からも汗が滴り、三本目まで増やした所で、我慢の限界がきた。
 指を引き抜き、かわりに張り詰めたものを押し当てると、マルセラが目を見開く。

「あ……」

 脅えたような顔を見せ、フルフルと小さく首を振る。だが、止めてやれそうにはなかった。
 こっちを殺そうと向ってくるならともかく、むやみに女を痛めつける趣味は無い。
 しかもマルセラだけは絶対に泣かせたくないのに、欲しくて気が狂いそうだ。



異種間交際フィロソフィアの最初へ 異種間交際フィロソフィア 93 異種間交際フィロソフィア 95 異種間交際フィロソフィアの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前