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女子大生 成宮恵理
【女性向け 官能小説】

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女子大生 成宮恵理-24

「ン……」


恵理の柔らかな唇が亀頭部分に触れる。

コンドームの中で射精したばかりの悠一郎のペニス、その先端の割れ目からは残っていた少量の薄い精液が溢れ出ていた。

それを恵理は目線を上げて悠一郎の顔色を窺う(うかがう)ようにして舌を出し、ペロッと舐めてみせた。

まだ経験の浅いフェラチオ。これでいい?気持ち良い?と、目で悠一郎に聞く。

すると悠一郎は恵理の頭を優しく撫でる事でそれに対して返事をしてくれた。

頭を撫でられると、なんだか心が溶けてしまいそうな程嬉しい気持ちになる。

悠一郎が喜んでくれる事ならなんでもしたいと思えた。


「ん……チュ……チュ……」


亀頭だけでなく陰茎やその裏の部分まで舐めていく恵理。

握っている恵理の手の中でドク……ドク……ドク……と、脈を打ちながら更に熱く、硬くなっていく悠一郎のペニス。

陰茎は力強く反り返り、亀頭はパンパンに張り出し大きくなってきた。

一度口での愛撫を止めて目の前のそれをまじまじと見つめる恵理。

さっきした時は薄暗かったからよく見えなかったけれど、今、勃起率をさらに高めた悠一郎のそれを改めて見て、

……大きい……

と、正直思った。

比べてはいけないと思っても比べてしまう。前に付き合っていた彼氏の物よりずっと太くて長いように見える。

これが私の体の中に入っていたんだ。

そんな驚きと、独特のフェロモンを放つ悠一郎の男性器に、ドキドキと胸を高鳴らせてしまう自分がいた。

舐めたりするだけでは物足りない。

もっと悠一郎を感じたい、もっと悠一郎を気持ちよくしてあげたい。

そんな本能的な気持ちが恵理を次の行動へと向かわせる。


「……悠一郎君、ちょっと目瞑ってて。」


「ん?なんで?」


「いいから。」


これを咥えるにはきっと口を大きく開けないといけないから、それを見られるのは女性としてはやはり少し恥ずかしい。


……入るかな……


悠一郎が恵理の言う通りに目を閉じたのを確認してから、恵理は開けてペニスを咥えようとした。


……ん……やっぱり大きい……


もっと大きく口を開けないと入らない。

こんなに口を広げるのは恥ずかしい。だけど羞恥心よりも欲求の方が上回っているから止めようとは思わない。

恵理はさらに口を広げ、思い切って亀頭部分を咥えこんだ。


「んー」


口の中が悠一郎の物でいっぱいになる。

口の中というのは敏感な部分で、肉体関係をさらに深めるにはそこでパートナーの味を感じ、覚える必要がある。

恵理も味覚で悠一郎の味を感じた瞬間、体がカァっと熱くなっていくのを感じた。

恵理は咥えたまましばらく亀頭を舌で刺激し、味わった後、頭をゆっくりと前後に動かし始めた。


「ん……ん……チュパ……ジュパ……」


自分でも驚くほど唾液が溢れてきて、唇の隙間から卑猥な音が出てしまう。


「ああ……」


フェラチオの気持ち良さに思わず声を漏らした悠一郎は、いつの間にか目を開けており、自身の肉棒を咥えている恵理の様子を見つめていた。

恵理もそれに気付き、ペニスを口に咥えたまま悠一郎と見つめ合う。

男性器を咥えた女性の顔というのは、なんともエロチックだ。

恵理は恥ずかしそうに目を潤ませていたが、今はそれも興奮の材料になっているのか、さらに動きを激しくしながらフェラチオを続けた。


ジュパ……チュパ……ジュパ……


悠一郎の味、匂い、熱い体温、感触、息遣い、それらを五感で感じながら、恵理はまさに無我夢中になっていた。

悠一郎のものならずっと舐めていられそう。そう思うほどに恵理は悠一郎の身体にも惚れ込んでいった。


それから数分フェラチオは続いて、その後悠一郎に止められた。


「あぁ、やばい、恵理フェラ上手いな。」


悠一郎のものを口から出した恵理は悠一郎のその言葉を聞いて顔を赤くしながら照れているような表情を見せた。

自分の大胆な姿を披露してしまった気恥ずかしさと、悠一郎に褒められて嬉しいという気持ちが入り交ざっていた。


「俺我慢できないわ、なぁ、もう入れていい?」


そう興奮気味に言った悠一郎。

興奮しているのは恵理も同じだ。

フェラチオをしている間、ある種の幸福感に満たされていたものの、下半身だけはずっと疼きっぱなしだった。

口からペニスを出した瞬間から1秒でも早く悠一郎と一つになりたいという感情が激しく沸き上がってきていた。


「……うん。」


そう答えると同時に、恵理はずっと疼いていた女性器、その秘裂の奥から新たな熱い愛液が溢れ出てくるのを感じていた。


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