不倫-1
【投稿者】:高城三奈
【性別】:女
【年齢】:３２歳
【職業】:ディーラー受付
【体験談】:不倫
私は大手自動車メーカーのディーラーの受付をする３２歳の人妻です。高校を出てすぐに就職し、お店のお客様だった今の旦那と出会い結婚した訳ですが、私は旦那と出会うまで良くナンパ待ちしてお持ち帰りされるのを夜な夜な楽しむ、みなさんの言うヤリマンでした。
神ボディとまではいかないけれど、胸も大きく顔も長谷川京子に似ていると良く言われました。でもいつまでもそういう事をしていてはいけないと思い、わざと地味な化粧と服装をするようになり、男性からわざと注目を浴びないようにしてきました。ちゃんとすればそこらの女には負けない自信があったから悔しくなかったです。
２８歳までに２人の子供を出産しました。近くに親が住んでいるので安心して私達は共働きしています。私は同じ職場でずっと働いています。
ある日３５歳の面白い方が転勤で配属されて来ました。特にイケメンて訳ではないけど、でも明るく面白く人を惹きつける何かを持っていました。私以外に女性は３人いるんですが、みんなに人気がありました。被害妄想かもしれませんが、３人の中で一番若い子とその人が仲良く話しているような気がしました。
(私が本気になれば若いだけの子なんかに負けないのに…)
無意識にそう思ってしまいました。若い時にチヤホヤされていた快感が忘れられていなかったのでしょう。私の中の『オンナ』に火がついてしまったのでしょう。私は『オンナ』を見せたくて仕方なくなりました。
でも私はもう３２歳、二児の母です。そんなに闘争心があるわけでもありません。といいますか、正直オンナとして自信がありません。出産を経験した女の体とピチピチの瑞々しい体、男性はどっちがいいか考えれば一目瞭然です。それに男に狂うべき歳でも状況でもない。私はもう３２歳だから…。
でもお洒落ぐらいはしていいんじゃないかと考えました。メイクを美しくするのは疚しい事ではありません。色気めいた事は置いておいて、女を思い出そうかな…、そんな軽い気持ちで私はメイク、髪型、ファッションを変えました。
仁科健太郎…、彼との出会いが私をこんなにしてしまうなんて…。