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真奈美の日記
【獣姦 官能小説】

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金髪女-14

「うんっ……」

うっすらと目を開けた真奈実は、まだ夢見心地のままだった。微熱があるのか、ぼんやりして思考が定まらない。体が重く、異様に気だるい。
どっしりした二つの丸いクッションに顔を埋めて、柔らかく弾力のあるベッドに俯せで寝ているような心地よさを感じながら、彼女は何かを思い出そうと記憶を探った。

「あら、気が付いたみたいね、真奈実ちゃん」

誰かに声を掛けられ、真奈実はようやく意識を取り戻し、クッションから顔を上げた。
すると、目のすぐ前に見慣れたショートボブの金髪女の顔があった。

「あ、沙夜子……さん……ここは……」

「ふふ、あたしの上よ。」

そう言われて良く見ると、今までクッションかと思っていたのは沙夜子の両乳房で、ベッドと思っていたのは沙夜子の腹部だった。
真奈実は仰向けになった彼女の上に伏せって寝ていたのだった。真奈実は慌てて起き上がろうとしたが、すぐさま沙夜子は彼女を抱きしめ、制止した。

「ダメよ、今動いちゃ。まだ終わってないの」

「ええっ……あ!」

真奈実は驚いた。背を捻って後方を振り返ると、自分の股間にドーベルマンが繋がっているのが見えた。
彼の怒張は再び真奈実に挿入され、入りきらなかったコブの部分は沙夜子が握り、抜けないように介添えしている。
その瞬間、下腹の中でビクンビクンと脈打ち、精を放ち続ける巨大な異物が蠢く感覚が湧き上がり、そのおぞましさに悲鳴を上げた。

「い、いやあああっ」

しかし沙夜子はおかまいなく話を続けた。

「でも残念ね。"かかり"の状態になれば、おまんこは栓されたようになるから精液は漏れないわ。
 その前に、まずはワンちゃんのペニスを全部入れるところから練習しなきゃね。つまりコブを入れないと。
 コブが膨らみ切るまで、お○んこに入れておかないとダメね」

「いやっ、やめっ……いやあ……ああん……」

真奈美の声が少しづつ弱くなっていった。

「でも、真奈美ちゃんのあそこって、そんなに長くないと思うの。だとしたら、今のドーベルマンのペニスでは大きすぎて全部飲み込めないわね。
 思い切ってウテルスに挑戦すればどうかしら……? まあ、今後の練習次第ね」

沙夜子は、ドーベルマンの肉棒が抜け出てしまわないように介添えしていた手を放した。
ドーベルマンはほぼ射精を終え、満足したようだ。肉棒をズルッと引き抜くと、脇へ退き、しゃがみこんだ。
そうして自分のペニスをペロペロ舐めている。

――真奈美にとって初めての犬とのセックスは、とてもショッキングな体験となってしまった。
心の準備も出来ていないまま、不意に一方的に迫られ、無理やり犯されてしまったからだ。

「ひっく……ひぐ……」

未来の恋人に捧げるつもりだった大事なものが、こんなに早く、よりによって人でもない獣に奪われるなんて。
そう思うと、涙が次々と溢れ、頬を流れ落ちた。

「真奈美ちゃん、泣かないでね。ほら、ベルも満足したようだわ? この子、あなたのことが好きだったのよ!
 今夜、ようやくあなたと添い遂げることができたんだもの」

そうは言われても、真奈美はまだこの現実を受け入れることが出来ず、ただ泣きじゃくるだけだった。

「真奈美ちゃん、帰りましょう。あまり遅くなるといけないわ……そうそう、これを着て!あなたに似合うと思うの」

沙夜子は、近くの茂みからバッグを拾い上げると、中からハーフコートを取り出した。
それは沙夜子とおそろいの黒いハーフコートだった。

「ワンピースと下着はバッグに入れておくわね。汚れちゃまずいでしょ」

ドーベルマンに好きなように弄ばれ、犬の唾液や体液にまみれた体は、泥や草で汚れ、あちこち擦り傷が出来ていた。

「その前に、ちょっと公園の噴水広場で汚れを落として帰りましょう」

――噴水は止まっていたが、その下にはプールのような浅い水場があり、二人はそこで水浴びをして汚れを落とした。
沙夜子は、今にも崩れ落ちそうに疲弊した真奈美の体を支えながら、公園を出ると真奈美を彼女の自宅へと連れて帰った。
黒いハーフコートに身を包み、太腿が殆ど露出したエロティックな姿は、痴漢に出会えば間違いなく襲われているとこだろう。
しかし、二人の手には金属のチェーンで出来たリードが握られ、その先にはそれぞれグレートデーンとドーベルマン、2匹の大型犬が繋がれている。
頼もしい強靱なボディーガードを連れているようなものだ。
少々屈強な男であっても、この犬に襲われたら下手をすれば命すら奪われかねない。
幸いにも、その間誰とも出会わず、無事に真奈美の家へと辿り着いた。
およそ半時間ほどの道のりではあったが、彼女美には気の遠くなるような長い距離に思えた。

「さあ、あなたのお家の勝手口に着いたわ」

およそ半時間で真奈実の自宅に着いた二人は、裏庭に回って勝手口の前に立った。

「あら、ちょっと待って。拭き取っておくわね」

沙夜子はバッグからハンカチを取り出すと、真奈実の脚を拭き始めた。
彼女の股間からは、少し生臭い濁った白い液体が太ももを伝って流れ落ちていたのだ。

「まだ鍵は開いたままだわ。不用心ね! さあ、このバッグも渡すから一緒に持って入ってね。これからのことが書いてあるわ。後で見てちょうだいね」

沙夜子は勝手口のドアを開け、真奈実を中へ入れた。
そして彼女が二階へ上がって行ったことを確認してから、沙夜子と二匹の犬は自分の屋敷へと帰って行った。


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