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美章園みおは変態な女の子
【獣姦 官能小説】

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美章園みおは変態な女の子-1

日の光を好まないみおは昼間でもカーテンを降ろして、蛍光灯をつけっぱなしにしていた。机の椅子に座ったみおは引き出しからついさっき記帳してきた銀行通帳に目を通す。中年女性から渡された通帳は着実に0の数を増やしていく。

みおのような女子高生にしては多すぎる金額だったが、欲しいモノもないみおは時折キャッシュカードでお金を引き出して、コンビニで買い物する位しかお金の使い道もなく、通帳の残高は着実に増えていった。

「うーん…」

急に頭痛を感じたみおは医者から渡された痛み止めの錠剤を二錠ほど口に放り込むと、机の脇にあったペットボトルの水を一口飲んだ。

時折感じるこの頭痛は中学三年生の頃から始まった。何度か医者に通って原因を探ったが、全く分からず、いまでも病院に通ってはいる。通院といっても痛み止めの錠剤を貰うために病院に通っているのと変わらない。

薬が効くまでの間、みおの耳にキーンと耳鳴りがして、その耳鳴りに交じって誰かがゴニョゴニョと話す声が聞こるのだが、なにを話しているのかはわからない。

次第に自分の目に写る世界が映画やテレビと同じに思えてくる。自分の目がカメラのレンズと同じ役割を果たし、世界から自分の精神が切り離されていく。

肉体だけを映像の世界に残して、みおの精神は浮遊していく。もう少しで肉体と神経が千切れる瞬間だった。みおは脳に痺れを感じて、ストンと精神が肉体に向かって落下していく。そして、肉体に精神が舞い戻ると、頭痛は収まった。

「ふぅう…。」

頭痛の収まったみおは中年女性から貰ったDVDRWをパソコンに放り込んだ。まもなく、中の動画が再生された。

みおの痴態が再生される。それは例の写真撮影の時の動画だった。

みおはマスターベーションを始めた。みおはこうして自分の痴態を見ながら、オナニーするのが一番好きだった。

撮影されるときの快感以上の快感を感じながら、みおはじっと自分の動画を見つめ、夢中になって自分のアソコを弄っていた。

動画を見ながら、みおは自分がゴミ屑同然の価値も意味も持たない生きたダッチワイフのように思えて、とても心地よかった。

みおは自分が価値も意味もある人間だと思うことが嫌いだった。自分の意味や価値を考え、追求していくと、なんだかその重みで自分が押し潰されていく気がして、生きた心地がしなかった。

だから、こうして自分の痴態を写した映像を見ていると、自分がいかに価値も意味もない存在だとわかって、なんだか心が軽くなって、初めて生きてる実感みたいなのが湧いてくる。

みおは夢中になってアソコを弄び、沸き立つ快感に身を任していた。

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マスターベーションを終えたみおは、DVDRWの中身を吸い出して、外付けハードディスクに保存した。

ハードディスクの中にはキレイに分けられたフォルダが大量にあり、そのひとつひとつにみおの痴態を収めた動画が保存されている。

みおはそのフォルダの群れをうっとりと見つめたあと、そのうちのひとつに動画を保存した。

着実に減っていくハードディスクの容量にみおは満足感を覚えていた。減っていくハードディスクの容量は0の数を増やしていくだけの通帳よりも、みおにとってずっと価値も意味もあることだった。


終わり


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