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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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絶頂勝負-2

エレベーターで部屋に向かう途中、玄関ホールで股間を弄った指が気になって、鼻先で匂いを嗅いだのだが、その時、酸っぱい匂いと汗臭さを感じていた。

その指は部屋に上がるまでに濡れティッシュで拭いたが、まさかエレベーター内で、股間を拭くまで手が回らなかったのだ。

羞恥の余りに力が湧いて出た優子は、足をギュっと閉じると、身をひるがえしてベッドの反対側に降り立った。

「あ、あたしはマスターのことを聞きに来ただけだからね。エッチなことしないで」

優子は、はあはあと荒い息づかいをしながら陽子を睨みつけた。

「わかったわ。全部教えてあげる」

陽子は肩をすくめて観念したように見えた。

「でも、条件があるわ」

「どんな条件なの?」

また嫌な予感がした優子は真剣な顔をしながら聞き返した。

「あたしとセックスをして、先にあたしをイかしたらね。でないと教えてあげないよーだ」

陽子はペロリと舌を出して優子をからかった。

「てめええええ!」

声を張り上げた優子だったが、結局はいつものように陽子に丸めこまれてしまい、5分後には全裸の状態で再びベッドで仰向けになって足を開いていた。

「ああん、汚いのにいい」

「いいの。あたしが綺麗にしてあげる」

陽子は恥ずかしかる優子の股間に顔を近づけて、鼻から空気を吸い込んだ。

「ううん、エッチな香り。ゾクゾクしちゃうわ」

「やあん、恥ずかしい…」

優子は真っ赤になって股間を両手で隠した。

「でも、約束ですよ。あたしが負けても最低限、マスターのトラウマの原因だけは教えて下さいね。これが陽子さんとセックスする条件ですよ。もちろん、あたしが勝ったら、質問には全部答えて下さいね。」

「オッケイオッケイ、ちゃんと教えるから」

「でも、陽子さんて本当に女同士に興味があるの?」

陽子の軽いノリに優子は眉をひそめた。

「ええ、勿論。でもこれはプレイヤーのリクエストでもあるのよ」

「へっ?」

「あたしたちのが見たいんだって♪」

「じゃあこれも撮影してるの?」

「ええ、ビデオカメラが3箇所よ。あそことあそことそこ。そしてモニターを付けるとこんな感じ」

陽子がベッドサイドにあるスイッチを操作すると、壁に掛った60インチ大画面に全裸の自分達の姿が映し出された。

「やだあ」

そう言いながらも優子の表情は柔らかくなった。愛すべきプレイヤー達のリクエストなら仕方がない。それに本心では、いつもやり込められてばかりの陽子を責めてみたいと思っていたのだ。

何故なら陽子の過去の動画を見たり、普段の自慰行為を見ていると、陽子は強く刺激を受けると、直ぐに高みに登る傾向にあることはわかっていたからだ。

(一気にイかして勝負を付けてやる!)

この勝負は明らかに自分に有利と思った優子は、勝負のためにシックスナインの姿勢で自分の顔に跨ろうとしている陽子の股間を見てニヤリと笑った。


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