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10年目の恋
【ファンタジー 官能小説】

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月夜の恋-5


「今日は、帰らねぇぞ」
「うん。あたし明日休みとったし」
「手回しいいじゃん」

徹はクックッと笑いながらあたしの洋服のボタンを外し始めた。

「別れるかもと思って、泣いたら会社行くのめんどくさいじゃん」
「はぁ?」
「だって近頃の徹、冷たかったよ?」

ボタンを外し終えて前を開くとあたしの顔を見ないで
視線は胸に集中する。

「冷たいのは志保だろ。出張前のメールはないし。
たまに会えても泊まらないで帰るって言うし」
「だって平日のお泊りはめんどくさいんだもん」
「はいはい。女の事情だよな」
「もう!」

「志保。もう黙れよ」

あたしの目を見ながらそういうと
両ほほに充てていた手をゆっくりと体の線に沿って下におろした。
その手がゆっくりと胸を包み込む。

ブラの上から胸を持ち上げるように揉みしだく。
徹の親指が乳首を探し出すとあたしの声が漏れ出た。

「あっっっ・・・・」

上目遣いであたしの顔を眺めて
ニヤッと笑うと耳元で
「どうして欲しいか言えよ」と囁いた。

その小声からふっと息を耳にかけられると
ゾクッとする。

「感じさせて・・・」
「了・解」

そのまま耳たぶを噛まれて、首筋を舐められている感覚の中で
ブラを外された。

徹の両手があたしのおっぱいを包み込む。

大好き。徹。






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