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アネクメネ・オアシス
【ファンタジー 官能小説】

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オモワク-15


「ごめん……」

 普通なら飲み込むのだろうが、飲み込んだ時の喉越しなどを想像したら鳥肌が立って、どうしても無理だったのだ。

「ははっ普通、嫌だろ?」

 テオは水筒からコップに水を移してリュディに渡す。

「……パルって……変……」

 どこをどうしたらコレが美味いのか分からない。
 リュディの言葉にテオはケラケラ笑った。

「まあ、確かになあ……じゃあ、リュディのも味見させてくれよ」

「え?きゃあっ?!」

 テオはリュディの答えも待たずに彼女の足を掴んでくいっと持ち上げ、リュディはコップをお手玉しながら背中から羽馬に倒れる。

『クウッ』

「悪ぃっ」

 痛いじゃないか、と文句を言った羽馬だったが、テオが謝りながら背中を撫でてやるとしょうがないなぁという態度で大人しくなった。

「さてと……」

 羽馬を撫でた手でリュディの手からコップを取り上げ、中身を飲み干す。
 口の端から垂れた水を舌でぺろりと拭うテオの仕草に、リュディはドキンと胸を高鳴らせた。

「いっただきまぁ〜す♪」

 パルの口真似をしたテオが、空になったコップを放り投げてリュディの足の間に潜り込む。
 ずりずりと下ろされるズボン……同時に擦られる足……リュディの身体は緊張でガチガチだ。
 足からするりとズボンを抜いたテオは、足の甲にちゅっと唇を落としてそのままキスを繰り返しながら上へ上へとあがる。
 くすぐったさにリュディがクスクス笑うと、ガチガチだった身体が徐々に解れていった。

(可愛いなぁ)

 あまり笑っているのを見た事が無いので新鮮。
 しかし、その笑顔もテオのキスが股間に近づくにつれて薄くなっていく。
 代わりに赤く染まっていく顔が益々可愛い。
 そして、足の付け根にちゅうっと吸い付いた時リュディはきゅうっと目をつぶった。

「どれどれ?」

 テオは下着に手をかけると、それをするすると脱がす。

「へえ」

 目の前に現れたリュディのソコは、やはり不思議な光景だった。



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