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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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理紗の選択-1

【理紗の選択】

マスターに怒鳴られてビクッと体を震わす恵里香だったが、我儘が故に理紗のような適応能力が無い。座席に顔を埋めてぐずぐずと泣き声を上げているだけだった。

犯されながらもその事にイラついた理紗が、恵里香に罵倒を浴びせだした。

「はあ、はあ、はあ、泣いても済むもんか、はあ、はあ、早く犯されちまえ、はあ、はあ」

それでも恵里香が動こうとしないので、理紗は後ろから犯すプレイヤーに向かって頼み込んだ。

「はあ、はあ、お、お願いします、す、少しだけ自由にして下さい、はあ、はあ、後は幾らでもお相手しますから、はあ、はあ」

理紗が何をしたいのかを察したプレイヤーが、マスターに目配せするとマスターはゆっくりと頷いた。

プレイヤーから結合を解かれた理紗は、憎しみのこもった目を向けながらよろよろと恵里香に歩み寄った。

恵里香の脇に立つと、自身が今まで何度もやられていたように恵里香の髪の毛を鷲掴みにし、頭を引き上げて苦痛に歪む顔を自分に向けさせた。

我儘勝手に自分や浩司、そして浩司の家族を不幸にさせた女が、また我儘勝手に泣けばどうにかなると思っている。そんな恵里香の泣き顔を間近に見た理紗は、感情の昂まりを抑えることはできなかった。

気付けば感情のままに恵里香の頬を平手で数度叩いていた。

「お、お前のせいで!お前のせいで!」

その自身の暴力行為によって更に昂まった感情が、鷲掴みにした恵里香の髪の毛を引きちぎり、乳首を抓り、逃げようとする体をバシバシと叩いた。全裸の2人の胸は激しい動きにプルプルと揺れる。

「いやあああああ!やめて、やめて――――っ!」

こんな場合の同性の責めの強さは異性を凌駕する。恵里香はマスター以上の恐怖を理紗に感じた。

「はあ、はあ、やめて欲しかったら、その腐ったまんこをさらけ出せよ!お前は見てるだけでイライラするんだよ!はあ、はあ」

理紗の手が恵里香の股間に伸びて敏感な部分を強く擦る。

「いやあああ」

理紗は再び恵里香の髪の毛を掴み、力を込めて頭を揺さぶった。

「早くしろ―――!」

その狂気の籠った悲鳴のような叫び声には、理紗が最後の一線を越えるような迫力があった。

(殺される!)

そう思った恵里香は、ようやく何をしたらこの狂気から逃れらるかを理解した。

「やります、やります、だから、やめて――!」

恵里香の絶叫に理紗はようやく暴行を止めた。

「グズグスしてたら、どうなるかわかってるだろうな」

理紗のドスの効いた声に、恵里香は慌てて座席に座り直して自ら股間を晒した。

「ううっ、ううっ、あ、あたしの、き、汚いおまんこを、公衆、ううっ、便所として、つ、使って下さ…い。ううっ、ううっ」

ここでまた泣きだせばどうなるか。それを充分過ぎるほど理解した恵里香は、嗚咽を堪えながら耐え難い言葉を発した。

「はあ、はあ、初めからそうしたらいいのよ!バカが!はあ、はあ」

理紗はそう言って涙を流す恵里香の顔に『ぺっ!』と唾を吐きかけた。



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