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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-39

「パパを忘れられない身体になっているのだね、理緒」
「そんな……そんなことない……」
「それでは、このグッショリと濡れている下着はどういうことだね」
「ううっ……」
大きなスカートの広がりの中に腰を割り込ませ、猛りきった漲りの棒に手を添えて竹中はバギナに擦りつけ始めた。
「ほら、もうヌルヌルじゃないか」
張り出したエラを当ててバギナの上を滑らせて往復させると、肉厚の亀裂にすんなりと頭が入る。
「うっ、うっ、ううううっ……!」
何度も擦りつけているうちに壺の入口に亀頭部が嵌まり、ペニスに添えていた手を離して理緒の尻を掴んで徐々に引き寄せていった。
「花嫁姿の理緒とこうしてするなんて夢みたいだ」
「ああ……こんな……こんな理緒を……俊介、ゆるして……」
「可愛い理緒。素敵だ、ほら、スムーズに入っていく」
「あああっ、ウエディングのままするなんて……神様、ゆるしてください……あああっ! あああっ、奥まで!」
狙いの定まったペニスが肉厚の唇を巻きこみながらズブズブと潜る。理緒の身体が竹中に引き寄せられるごとにペニスが奥へ奥へと進行する。
「花嫁になったばかりの理緒にパパのペニスがはまっているぞ」
「い、云わないで……あああっ! パパ、おかしな恰好にしないで」
厚みのある尻を片手で抱え、もう片方の腕に理緒の膝を掬って架けて片足立ちにして深い挿入のまま擦りつけるようにして馴染ませている。
「こうしたほうが、パパのペニスが奥に届くだろ。パパのことを忘れないでくれ理緒」
「あああああっ! そんなにハードにしないで! パパ、これっきりよ、約束よ、これっきりでお終いにして……、あっ! あああっ! ひいいいいっ!」
純白のドレスに身を包んだ理緒は後ろ手でテーブルに突っ張らせて身体を支え、竹中にされるがままに突き上げられていた。
「パパを忘れられるか、理緒。どうだ理緒」
「うんぐ、うぐ、うぐぐっ……私、俊介を愛しているから、あああっ! パパのことは忘れるわ、ああっ! あああっ! だめよ、そんなに激しくしちゃ!」
ついつい喘ぎそうになるのを必死でこらえる理緒の顔を正面から見据えながら竹中は浅く突くことに専念していた。角度をつけてクリトリスの裏側を重点的に擦りあげながら意表をついて深く抉る。完全防御に徹している理緒にメリハリのある攻撃を加え、チョッとしたほころびに声をあげると重点的にそこに激しい揺さぶりをかけた。
「うん? ここがいいのか、ここをこうされるといいのか、あん?」
「あっ! いやっ! ちがう、ちがうわ! ああっ! くうううっ! だめえっ、だめだったら! あああっ! パパっ! だめ、そこ!」
今日から貞操な人妻であろうと誓いをたてた理緒はウエディングドレスのまま犯されることに倒錯的なエロスに襲われる。淡々と処理するはずの最期の奉公に逆に燃えあがる肉欲を抑えることに必死になってしまっている。
歯をくいしばり眉間に皺を寄せながら淫責に耐え抜こうとする理緒の顔を見ながら、竹中はじっくりと愛欲に冒される姿を観察しようと意地悪く急所をついてゆく。
「パパは理緒の急所を知り尽くしているんだ。ほら広がったエラが理緒の気持ちいい所を擦っている」
「あぐぅ、ああっ、いっ……ちがう、ちがうってば!」
「ほらっ、ほらっ、ここだろ、うん?」
「あっ! やっ! いいっ! うううううっ! もう早く出してパパ! これ以上されると理緒は、理緒は!」
「理緒はどうなるんだ、言ってごらん。ほらここをグリグリが好きだろ」
「ああああああっ! だめ! だめ! そこだめええええっ!」
せり上がる欲情をこらえきれずに半泣きの顔で、遂に竹中に抱きついて腰を振り出した。
「理緒はいい子だ。よしよしパパがいっぱいしてやるぞ」
「ああああああっ! ちがうの、ちがうのにぃ!」
「ほらほら、激しくゆさぶちゃうぞ」
「くわあああああっ! 逝くうううううっ! 逝っちゃだめなのに! あああああっ! 逝っちゃうよおおっ!」
「何回でも逝かせてやる」
罪深い欲情に堕ちた理緒を竹中はあざ嗤うように小突き回して狂わせつづけた。背徳と倫理のはざまで悶え続ける理緒を見ながら、純白の花嫁を弄ぶ悦びを堪能していた。
よがり狂う理緒を見ながら、竹中は悪魔の計画に想いをはせていた。専業主婦として家庭に収まるという理緒を夫の谷俊介が不在の時に調教することだった。新妻の調教は竹中が長い間抱いていた欲望だった。ついにそれを実行する機会を得たのだった。
(ククククッ! 理緒、お前の後ろの穴の処女は俺がもらう)
淫欲の波に呑まれて喘ぐ理緒を見ながら竹中は心の中で嗤いがとまらなかった。


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