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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-31

顔を覆った猿轡から小宮山の充血した目が冴子の苦痛に悶える姿を見つめている。荒い息でヒューヒューと息を洩らしながら女王の股間に視線を戻しながら、生き物の観察でもするように冴子のヒクついているバギナに顔をつけんばかりに近づけていった。
「おお、そうだった。豚、その邪魔な革具をはずしてやるからな」
理緒の身体をこねながら時々小突くようにしていた竹中がペニスを抜いてベッドを降りた。粘液にまみれた木の幹のようなペニスは禍禍しい光沢を放っている。
小宮山の猿轡がはずされ、腰の後ろで縛りあげてある革紐がほどかれると、窮屈に抑え込まれていたペニスが膨張した。全く頭が上がらない女王様をいたぶれる興奮から、荒い息をつきながらペニスの先から透明な先走り汁を垂らし始めた。
M字になった股間に再び顔を近づけて指で女王様のバギナを広げるとすっかり充血した肉の花びらから鮮やかな赤身があらわれる。その淵を舌でなぞりかけた時、冴子が振りほどくように暴れて不自由な腰を滅茶苦茶に動かした。
小宮山は身を引き、その抗いが治まるのを見ていた。傷ついた獲物が疲れはてて動かなくなるまでジッと待っているハイエナのようだ。
「はああああああぅ。もう、赦して……。あっ! ああああっ!」
「んぐんぐ、ぐふふふふっ!」
小宮山が疲弊した女王様の陰部にかぶりつき猛然と貪り出した。再び振りほどこうとするが、もうその力がもとに戻ることはなかった。それどころか、気位の高い女王は、身体から力が抜けていき、内から燃え上がる淫の炎に焼かれそうになるのを必死に耐えなければならなかった。
ネロネロとした豚の舌にへばり付かれて、求めるように腰がよがり続ける。技巧もなくただ舐めまわされるだけの舌使いに弾ける寸前に追い込まれていった。
「どうした冴子。豚に舐められるだけで逝くのか。お前は誰でもいい女だったのか?」
髪の毛を掴んで竹中は冴子の頭をグラグラと振った。
「ふああああ……、ち、違いますご主人様ぁっ! お願いです、ご主人様のペニスで逝かせてください、うっ、あああああああっ!」
ズルズルと音をたててかぶりつかれ冴子はあられもなく乱れていく。乳首とクリトリスを機械でツクツク吸われながらバギナを啜られる感覚に耐えられるはずもなかった。気持ちで必死にくいとめながらも白い肌は朱に染まっていった。
充分に堪能した小宮山はそそり立った生殖器を手にした。
「おい豚。お前のペニスでは少々心もとない。俺が改造してやる」
竹中はホテルのタオルに歯で切れ目をいれると細く切り裂いた。細い紐を繋ぎ合わせ長くしてキリキリと捩じ上げて小宮山のペニスに巻きつけた。亀頭部と根元に特に多く巻きつけ太くしてからコンドームをかぶせると、滑稽なほどくびれの大きな太巻きペニスになった。
「行け豚! 改造ペニスで思う存分突きまわして、我がまま女王様を骨抜きにしてやれ」
「ぐふふふっ!」
「ひいいいいっ! 近寄るな、この豚! ぬっ! ぬあああああっ! 入れるなっ! あっ! ひあああっ! ぐあああああああっ! くぅっ! やめろおぉっ! やめ……、ひいいいいいいいっ!」
重たげに膨らんだペニスを押し当て、女王のバギナに大口をあけさせて捩じ込んでいった。


19

緩慢な小宮山の動きにも冴子の身体は鋭く反応してしまう。エラの張ったペニスを抉りこまれるとゾワゾワとした快美感につつまれ身体を知らず知らずに仰け反らせて腰がふれてしまう。
「クッ……! ひぃ! 」
竹中の監視がなく、手足が自由であったならば小宮山にしがみつき、足で腰を締めつけて密着させて自ら快感を貪ったにちがいない。先程までの嫌悪感などすっ飛び小宮山の動きに深い悦楽を重ねて、淫靡なダムの水をなみなみとたたえていった。
「冴子、豚のチンポがお気に入りのようだな。これからも時々豚に喰われるお前を観察するとしようか」
「勘弁してください……くぅっ! ひっ……!」
「それ逝きそうな顔をしているぞ、クックックッ!」
吸引チューブの繋がった身体の上に小宮山が覆いかぶさりズリズリと動いている。機械で急所を吸引される鋭い感覚と太巻きペニスで蜜壺をかき回される二つの感覚に襲われ相乗効果で莫大な淫のエネルギーを生み出している。もう決壊寸前のダムに冴子は断末魔の声をあげた。
「ご、ご主人様! お赦しください! い、逝くぅっ! 逝っちゃうっ!」
縛められた身体を震わせガクガクと痙攣を繰り返して冴子が弛緩した。上に被さった小宮山は女王の顔を所構わず舐めだした。紐で締上げられたペニスは射精をもちこたえて、まだまだ硬度をたもったままだ。疲れをしらない機械と射精しないペニスに冴子は休む間もなく再びダムに水を満たしていった。
隣りのベッドで、竹中の連打をあびている理緒の叫びと冴子の叫びが競い合うように重なる。
竹中はバックの体位から理緒を後ろ向きのまま抱きかかえて、M字の足を更に広げてベッドに座った。後ろ抱きにされて貫かれた理緒は隣りのベッドで、小宮山の醜くたるんだ身体に押えこまれて凄まじい叫びをあげる冴子の姿が目にはいった。


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