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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-11



理緒は確実に自分の身体の変化していることに気づいていた。
凌辱されてから自宅に引きこもる理緒宅に押しかけた竹中は、飢えた野獣が獲物を貪るように犯し続けた。竹中が出勤する時間以外は、すべて監視下におかれベッドに限らず部屋のあらゆる場所で襲われた。

最初は激しく抵抗した。
「帰って! 顔も見たくない!」
玄関先で大きな声をあげる理緒に隣りの住人が、ひょっこり顔をだして訝しげに竹中を見ている。
「ほら、理緒。お隣さんがびっくりして見ているじゃないか。こんなところにパパを立たせていないで中に入れておくれ。ゆっくり話合おうじゃないか」
「あら、お父様でいらしたか。まぁまぁ仲がいいことで」
中年の女性が強張った顔から笑顔に変わっていった。
「年頃の娘は親にとって気がかりなもので。いつもこんな感じで困っているんですよ」
「それはそれはご心配なことでしょう。では、ごゆっくり」
安心した隣人が扉を閉めてしまうと、竹中が鋭い上目使いで理緒を睨んだ。その蛇の目で凍りついた理緒は壁に背をぴったりとつけたまま動けなくなってしまった。後ろ手にドアを閉めた竹中は玄関から上がり込んで理緒の横に寄り添うように立った。
「会社を休んで傷心に浸りきっているのか。俺が良いことを教えてやる。谷とのことは俺にまかせておけ。絶対結婚させてやる」
「虫のいいこと言わないで」
「本当だ。今、総務を脅しあげているところだ。総務から谷に風紀を乱したことによる懲戒を宣告させてやる。それでもダメなら俺がでていくさ」
「余計なことしないで。もう俊介君はあきらめたの」
自分の発した宣言に理緒はハラリと涙を流した。その一筋の涙を竹中が指ですくった。
「触らないでよ!」
払った腕を竹中が素早く掴んだ。
「理緒、パパは必ず約束をまもる。それと理緒はまだ男の扱いに疎いから谷と結婚する日までパパが花嫁修業をしてやる」
「やめて! 離して!」
「あまり大きな声を出すとお隣さんに聞こえるじゃないか。このことはパパと理緒の内緒だからな、クックックッ!」
逃げる理緒にまつわるようにして竹中が絡みつく。叩けば腕を掴まれ、蹴れば足をとられ、いくら抵抗しても逆手を取られ押えこまれてしまう。理緒は巨大なマショマロと格闘しているような感覚におそわれる。
竹中は、その抗いまでも楽しんでいるようだった。少しずつ衣服が剥がれ下着姿にされると抵抗の意思までも奪い去られていった。通路の床で丸くなって横たわる理緒を見下ろしながら竹中が悠然と服を脱ぎだした。

床に這いつくばれば後ろから、キッチンに逃げ込めば立ったまま後ろからと、どこでも場所を選ばず竹中は挿入してくる。その場で理緒がヘタるまで嬲ると動けなくなった身体を抱えベッドへと運ばれる。そこから本格的な愛撫とも嬲りともつかない施しをされ、再び犯された。その一連の動きはまるでプロレスの技のように次々とよどみなく繰り出され、様々な体位で繋がれた。
その繋がり方は常に身体のどこかを掴まれ、また不自然な恰好にされ拘束感が植え付けられる体位だった。体力が限界を超え、朦朧とする中で必ず竹中を賞賛するよう誘導され、卑猥な言葉を言わされて、最後はしがみついたなかで射精を受けた。
連日訪問されるごとに理緒は竹中を受け入れることに順応していった。

竹中がやってくると玄関でのお出迎えだ。
「パパ、お帰りなさい」
そう言って玄関で仁王立ちする竹中のジッパーを下げてゆく。下着をかきわけ中から引きずり出したペニスをしごきだす。すぐに鎌首をもたげるペニスを赦しがでるまで口腔奉仕をおこなう。その間竹中は愛おしそうに理緒の頭を撫で続けていた。


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