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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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コックリング-22

 いくら身体を捩ってもがいても、鉄壁の竹中は片足を抱え込んで腰を連打しながら、歯ブラシで根元で芽吹く蕾に無情の振動をあてこんでいる。
湿胴を好むツチノコが巣を求めて奥へ奥へと突き進んでゆくように抽送するとザワザワとした淫感がバギナから生じ、同時に冷たい無機質な器械の刺激がクリトリスに送られている。二つの刺激の板挟みで理緒は脳から官能に染まって全身が淫猥な気持ちに蝕まれていった。
 「ああああっ! いいいっ! すごくいい……壊れるうぅ! ああああっ! パパっ! パパのほうが……」
 ずっと当てていた歯ブラシを離して竹中が理緒への尋問を繰り返した。
 「うん? 何だって理緒。パパのほうが……どうした、答えるんだ。答えるまでやり続けるぞ!」
 グリグリと腰で押すようにペニスの抜き差しをしながら、こずき回すと涙と鼻水で赤くなった顔の理緒が咽び泣きながら揺られている。
 「あふうううっ、理緒、パパのほうが……気持ちいいかも……ああああっ!だって! そんなふうにされるの理緒には刺激が! くっ! あああああっ! だめっ! だめっ! だめだってえぇっ!」
 竹中が片手に突き立てていた歯ブラシのスイッチを入れモーター音が再びクリトリスに近づけられてゆく。
 「さあ、パパに本当のことを言うんだ。谷とパパとどっちだ」
 忌まわしく卑猥な拷問道具が理緒に当てられた。
 「ぬわあああああああああっ! いやあああああああああああああっ!」
 深く挿入したまま更に奥を目指すような押し込みの連打で貞操の壁が撃破された。
 「パパっ! いいっ! パパっ! 赦してっ! いっ! 死ぬっ! 逝くぅ!」
 縛られたままの手でベッドの桟を掴むと断末魔の痙攣をした理緒が白目をむいた。

 眉を寄せた理緒の顔は幼さと大人の顔が同居している。全てが終わったと思いこんで安堵の表情すらうかんできそうだ。だが竹中の爬虫類を思わせるペニスは理緒に寄生したエイリアンのようにバギナの中で硬直をたもったまま息をひそめていた。
 「理緒、理緒! パパの質問にまだ答えていないぞ」
 竹中は深くえぐったペニスでトントンと突き上げると、悪酔いしたまま起こされた顔の理緒が竹中を正面から見据えた。
 「パパ……。もう止めて……。これ以上、もうだめ。ねぇ、もう離れて。ねぇっ! ちょっと、ねぇってばっ! くっ! 動かないでっ、てばっ!」
 「理緒の止まらないエッチな身体がパパを動かせているんだ。どうれ、そろそろ子宮口が降りてきているだろう。最高の刺激を覚えさせてやる」
 両足首を掴んで肩にかけるとそのまま圧しかかり、理緒を屈曲に押しつぶした。乳房が腿に押し付けられて無残な形に押し広げられて、天井を向いたアヌスからバギナがピッタリと竹中の恥骨に押し付けるかたちになった。
豊かな肉の感触を感じながら竹中は更なる性の極限の悦びを理緒に注入しようとしている。
 「理緒の奥の奥までパパのおチンチンで擦ってやるからな」
 「いやあああああっ! こんな恰好はずかしい、もういやです!」
 完全にくの字に捻じ曲げられた理緒の肉体は、竹中の下敷きになった肉の小包だった。ペニスに身体の芯まで挿入され、圧し掛かった圧力で奥底まで貫かれていた。顔と顔が接近して苦痛に喘ぐ理緒を竹中が見下ろす位置にいた。
 深く挿入したペニスが神秘の園の入口を探り当てようとゆっくりと、えぐり回すと理緒は全身の力がぬけるような、ともするとくすぐられているような微妙な感覚に捉われていった。
 「うっ! 何だか気持ち悪い、何、何なのこの感じ……。うっ! くわっ! ひいいいいいいいいいっ! ひっ! ひいいいいいいっ!」
 体中に得体の知れない軟体生物が這いまわるような気持ち悪さと、今ままで感じたことのない悦楽と疼き、そして欲情がいっぺんに押し寄せてきた。ペニスに田楽刺しにされたまま雄叫びにちかい声をあげて悶絶している。
 「パパにされるのが病みつきになっただろ」
 「パッ、パパ助けてぇっ! こんな、こんなっ! 死んじゃうよっ! ああああああああっ! そんなにグリグリしないで! おっ! うわああっ!」
 「いっぱい捏ねてやるからな。どうだ理緒、パパのどこがいいんだ?」
 「うっぐっ! くううううううう! 効きすぎる!」
 竹中は足を肩に担いだまま、両腕を理緒の頭の後ろで組んで更に顔をグッと引き寄せた。毒針をもった蜂が器用に獲物に突き刺すような動きで、バギナを突き刺したまま抉りまわし、舌を理緒の唇に差し入れて撹拌した。
理緒もその舌に自分の舌を絡ませて、燃えあがった欲情により降りてきた子宮口を突かれる強烈なポルチオの刺激で、全てをぶつけていた。
竹中が理緒の手首の拘束を解いてやると、竹中の背中に爪を立ててしがみついてきた。
 「いい子だ、理緒。パパのどこがいいんだ」
 盛んに吸い付いてくる理緒の顔を引き離すと、泣き叫びながら引きつけている。腰を捏ねつけながら少しずつピストンをくわえると、嗚咽のような声をもらせはじめた。


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