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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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コックリング-18

折りたたまれた豊満な肉体が淫靡な舌使いに翻弄されて、今まさに絶頂を迎えようとしていた。淫獄に落すべく竹中は理緒の弱点に集中攻撃をしかけた。 
「あっ! あっ! そこばっかり、そこばっかり、しないで!」
チュブチュブと湿った肉の音をたててクリトリスが吸引され、舌で弾かれ、歯でこそがれる。
股間にとりついた淫獣は、そこから内臓までを吸い上げんばかりに喰らいついている。
「いっ! ひいいいいいいいっ! 逝くうううううっ!」
「ヌルヌルのオマンコを撫でてやる」
揃えた指をバギナの上を滑らせるように激しく上下に摩擦して振りたてるとヌチヌチとした粘着質の音と共に理緒の悲鳴が更に大きくなった。
「いっ! 逝っちゃうううううううっ! ぬうううううううっ!」
ピュッ! ピュッ!
バギナから潮が吹き出し双臀が大きく弾んで理緒は淫責に打ちのめされ、最後の時を迎えた。


16

「理緒は潮吹きなんだ。いやらしくマンコから潮をまき散らせてやる」
竹中の手には超音波電動歯ブラシが握られていた。誰かが宿直室に置いてそのままに放置されていたものだ。スイッチを入れるとブーンという音と共に歯ブラシが細かい震動でぼやけて見える。
まだ朦朧とした目で彷徨っていた理緒はそのモーター音に気が付き驚きの目を向けた。
「何、何をしようというの」
「この歯ブラシでお前を悦楽へと導いてやろう」
「た、竹中さん! もういやっ! もう赦して!」
「理緒、俺のことはパパと呼ぶんだ。俺はお前を気に入った。今日から俺は理緒のパパになって可愛がってやろうじゃないか」
「パパなんかじゃないわ! パパなんていらない!」
「パパが今からこの歯ブラシで理緒と遊んでやるぞ」
「いやっ! そんなものでいやよ!」
唸りをあげる歯ブラシを竹中は理緒の乳房に近づける。振動でぼやける毛先を乳首に軽くあてがうとチクチクした刺激でたちまち乳首が勃起する。
「いやあああああああああっ! そんなもので! いやらしいいいっ!」
「乳首が気持ちいいか、理緒。パパの歯ブラシ遊びはきっと気に入るよ」
「いああああああっ! 変態!」
片方の乳首は舌で舐められ、もう片方が毛先で擦られる感覚のコントラストが理緒の中で常に新鮮な刺激を送り込んでいる。
竹中は理緒が毛先の刺激に馴れる前に、返した歯ブラシの背の部分をローター代わりにして刺激のバイリエーションを変化させてゆく。
チュバチュバと乳首が吸い上げられ電動歯ブラシの毛先とツルツルの背を交互に当て込むと、三つの刺激が乳首から直結したクリトリスに淫靡な電流をながしこんでゆく。
「あああああっ! おかしくなる、やめてええええっ!」
「爆ぜそうな乳首だ」
乳房の根元を強く掴んで絞り出した乳首を毛先でジリジリと擦り上げ、歯ブラシの背の部分で震動させ舌で舐る。次から次へと現れる刺激のバリエーションで理緒は官能の渦に巻き込まれ、休む間も与えられずに叫び狂わせていった。
ジュッジュッ!
「ひいいいいいいっ! 痛いっ!」
「おお、痛かったか。よしよし舐めてやる」
「はあああああ……。くうぅっ!」
「チクチクの後のレロレロはいいか? うん?」
「はううっ! もう、いやだああっ!」
少し強めに歯ブラシを当て込まれて痛みを感じても、その後ネロネロとした舌で愛撫されると残った痛みさえも暗い欲情へと変化してゆくようだ。俊介とのセックスでは感じることのない性欲とは別次元のもっと重い淫欲ともよべる欲情がでてくる。
お互いに満たそうとする明るい性欲とは違った、一方的に受ける歪んだ被虐感に理緒は底知れない怖さを無意識に感じとっていた。
「こんなのダメ! こんなおかしなことしちゃダメだわ!」
「パパは理緒の身体にいたずらするのが好きなんだ。理緒も必ず好きになるさ」
「ダメ! そんなのありえない」
「そうかな、じゃあ、こんなのはどうかなぁ!」
「ひやあああああああっ! そこはだめええええええっ!」
ジジジジジッ……
歯ブラシのツルツルの背がクリトリスに当てられると、すでに蜜が溢れ出ている周辺の柔肉と共鳴して湿った粘着質な音が混ざり合う。
「ひあああああああああああああっ! やめてええええっ!」
「ほうら、気持ちいいだろ。大人の愛撫を叩き込んでやる」
「刺激が、刺激が強すぎるううぅ! ぐわあああああああああ!」
理緒が必死に閉じようとする足を竹中が掴み、片方を肩に担ぐと大股開きのままブリッジをするような恰好でのけ反った。反り返った甲の指先がシーツに食い込み、受ける刺激の大きさに過剰反応する乙女の哀れさが表れている。
「助けてえええええっ! 効きすぎるぅ!」
「まだ、少し刺激が強すぎるようだな。でも理緒、パパと遊ぶためには、これ位のことに慣れなきゃいけないよ。クククッ!」
「ひっ! ひいいいいいいっ! もう駄目ですぅ」
強く当て込んでいたローター代わりの歯ブラシを少し離しては、また軽く触れるくらいにして幼い小粒に振動を送り込んでいる。理緒の懇願に、竹中は憐ぴの情を表わすどころか責めの手を緩めることなくいたぶり続ける。
「ひいいいいいっ! もう赦してえぇっ! またっ! またきちゃう!」
理緒は外人のように豊かなヒップを震わせながら腿を持ち上げて必死に竹中の術中から逃れようとしている。
その若い身体の大げさにも見える反応のよさが逆に竹中を喜ばせる。
「すごい格好だぞ。アソコを丸出しにして大ブリッジだ」
バギナの溝に沿って歯ブラシの背中全体を当てたまま歯を磨くようにスライドさせると、その動きに合わせて腰も動き出した。



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