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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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コックリング-16

パンパンパン!
竹中がラッシュをかけて突き上げ始めると肉を打つ音が響いた。
「くああああああああっ! こわれるぅっ! 死んじゃうぅっ!」
「ほら、言え! 赦して下さい、だっ!」
息をきらしながら竹中が理緒の手首を引き絞る。のけ反った身体で突き出された尻に容赦のないピストンが打ち込まれた。暗黒のサディストに生贄として捧げられた豊潤な肉体が汗を飛び散らせて責め続けられる。
「ゆっ! 赦して! いっ! 赦してっ、くださいっ! あっ! あっ! 理緒っ! 理緒を赦してくださいっ! いいっ!」
重い肉を打つ音に途切れ途切れに理緒の赦しを乞う声が重なり合っている。
キリキリと腕を引き絞りながら恥辱と悦楽にむせび泣く肉体に竹中は更なるラッシュをかけてゆく。広がりきったエラが理緒の蜜壺を掻き上げながらピストンしている。
羽交い絞めにされたまま腿から全身に痙攣を走らせ理緒はグッタリと重くなった。竹中が、まだ猛り反るペニスを抜くと足もとに崩れ落ちていった。


14

ベッドの淵に座った俊介は、プラグを抜かれた痛みによりペニスが、すっかり漲りを失っていた。青色吐息の俊介の足もとに屈みこみ冴子は俊介のペニスにコックリングを取り付けていた。
「何やっているんですか冴子さん……」
びっしょりと汗で濡れた顔をあげてから自分の股間を見た俊介は、すでにペニスの根元と陰嚢に食い込むリングに驚きの声をあげた。
「今度は何なんですか!」
「ふふふっ、あなたのペニスを締め付けちゃうの。このまま大きくすると最大の大きさでキープできるんだって」
「冴子さん、どこでそんな知識、覚えたの?」
「あなたにしてみたくて調べたの」
説明しながら気のはやる冴子は俊介のペニスを弄び始めている。その愛撫に俊介は早くも牡の象徴を強張りさせてくる。増大するペニスの根元と陰嚢を左右に分けるように食い込んだリングが最高潮に集まった血流を止める作用をしている。まるで性器に硬いおむつを履かせたような姿になっていた。パンパンに膨らんだ亀頭部の薄い皮が赤黒くなったままテカテカとした光をはなち、首を絞められて苦しんでいるようにもみえる。
「うわああ…フル勃起になっている!」
俊介が驚嘆しているコブのように膨らんだペニスを、冴子はうっとりとした目で見つめていた。思わず先端からすぼめた口でゆっくり吸引して呑み込んでゆくと、硬質な張りつめた肉の感覚に酔いしれる。牡の証を心ゆくまで味わえる悦びに冴子の壺からも蜜が溢れ出てきた。
その口腔の粘りついた感触は俊介にもいつもよりも鋭敏な快感をもたらせているようだ。
「あああっ! すっごい! いつもより感じかたがちがいます!」
今にも血潮を吹き上げそうなほど血流を止められた肉棒の最も敏感な亀頭部を広げた舌全体で擦り上げてやると俊介が息の抜けるような声をもらせた。ガチガチに縛められたペニスの拘束感と鋭敏さの二つを同時にあじわっているはずだ。
助けをもとめるように乳房に延びてきた俊介の手を振り払うと冴子が言った。
「私としたい? 俊介君」
「あああ……。したいです、もう早く入れたい!」
尖らせた舌先で根元から鈴口までを何度も往復させながら、牡のはやる気持ちを焦らせながら弄ぶ。
「冴子様って呼んでみて。私はあなたに君臨する女王様なの。私に仕える奴隷になって」
唾液に塗れたペニスをしごきながら冴子は潤んだ目を俊介にむけている。
「はああああ……、はい……冴子様ですか、いいですよ。僕は冴子様に仕える奴隷です……」
しごき上げる手がますます速いストロークになり俊介の呼吸も荒くなっている。
「そうよ、あなたは私の奴隷よ。私の命令に従う奴隷なの。だから許可なく私の身体にも触れてはいけない。いいわね」
「はい……ああ……冴子様の奴隷として命令に……うううっ、従います」
「そうよ、いい子だわ。そのままオチンチンを固くしているのよ。私の許可があるまで出しちゃだめ」
ペニスをしごきながら俊介の薄い胸の乳首を口に含んで吸引しながら、歯でコリコリとした感触を楽しみだした。
「あああっ! 冴子さん、冴子様っ! いいです! 早く入れたい!」
「だめ、まだまだ我慢して。それに入れたい、じゃなくて入れさせてください、でしょ」
歯と舌先で乳首を苛まれながら痛いほどつき上がったペニスを、手で煽り立てられて俊介はガチガチのペニスのままやり場のないエネルギーに身悶えるしかなかった。
性的飢餓状態の奴隷にお預けをさせて、なおもその欲情をたきつける冴子も加虐の性に悦びを感じて蜜を溢れさせながら腰をよじっている。立ち上がり、乳房を手に取って俊介の口にもっていき乳首を含ませた。
「吸うのよ。優しく舌をつかって。あなたが今まで培ったテクニックを駆使しなさい」
奴隷の頭を抱えて舌使いを堪能する女王はいつしか、その技巧をこらした舐りに耐えきれず、ポッテリと膨らんだバギナを跨いだ俊介の腿に擦りつけている。
「ああああっ! いいわよ、もっとして! そう両方のお乳を刺激するの。手も使うのよ」
ヌメヌメとした舌とチクチク摘まみ上げる指の交互の刺激にのけ反る女王は奴隷の髪の毛を毟らんばかりに掴んでいた。
「いいっ! あああああああっ! 私の奴隷! 俊介! いいわっ!」
最高潮に達した冴子は破裂しそうなペニスを逆手で掴んで、欲情のるつぼに導き呑み込んでいった。


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