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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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第一章 ポンプ-26

22

局所三点責めを受けながらの、ソンキョの姿勢は保つことすら難しかった。相撲の取組前に力士が土俵で、しゃがんでつま先立ちになるソンキョの姿をベッドの脇に移動した小机の上で冴子はとらされていた。
後ろ手拘束された身体では、顔を上げなければバランスをとることは難しかった。必然冴子は前をまっすぐ見ることになり机の下に屈んだ小宮山が下腹部を覗き卑猥に嗤う姿が目にはいってしまう。間欠的にポンプから送られてくる淫靡な摘まみ上げに身体を震わせながら必死にバランスをとっていた。
「スケベ冴子のマンコが盛り上がってフルフル震えているぞ。お前は本当に変態だろ」
「ち、違うわ! うっ、いっ!」
「『いい』と言いたいんだろ。好きなんだろ、こうして虐められるのが」
「クッ! 違う、違うわ!」
「『違います』だうが! 言葉使いがなっていないな。どうれ、イジっちゃおうかな」
小宮山が見せつけるように中指を立てて冴子の顔の前に突き出した。
「ファック・ユー、うはははっ!」
「触らないで! 触らないでくださいっ! あっ! だめっ!」
ズブズブとバギナにめり込ませた中指をそのまま手首ごと回転を加えるとキュッと引き締まった襞肉がまとわりついてくる。
「おおっ! 良い締り具合だ。牝犬冴子の締りは抜群だな」
「いっ! いいいいっ! だめええええっ!」
厚みを増した陰唇は蜜をたたえて艶やかな光を放っている。その唇に突っ込んだ中指を立てたまま貪欲な締め付けを楽しむようにグリグリと回転させている。冴子の腰が小宮山の指の動きに合わせて前後に動いてしまう。その様子を見て小宮山の指がグニグニとこね回して冴子の淫靡な動きを導きだしている。
「イヤらしい動きだ。股をおっぴろげて腰振りダンスを踊るスケベ女め」
「クッ……! だめえええぇっ!」
小宮山は挿入した中指をくの字に曲げて尿道裏の膣壁を擦り始めた。
「ここらへんがGスポットというのかぁ。どうだ、いいか?」
指の腹で押されている箇所からは確かに危うい感化が生じている。冴子は崩れそうになり小宮山に肩を押えられた。
「ひいいいいいいっ! いじくらないでぇっ!」
涙と鼻水で赤くなった顔で、股間に挿し込まれた小宮山の腕が抜き差しするのを見る。その速度がだんだんと速まってゆくと、失禁しそうな感覚をおぼえて身体を硬直させた。もう自分でバランスをとることは不可能になり、覆いかぶさるようにした小宮山に後ろ手の拘束具を掴まれている。親鳥に庇護される雛のように丸まってしゃがんだ姿のまま冴子は指淫を受けていた。
「あっ! あっ! ああっ! いやっ!」
小宮山の指の動きは更に速まり暴力的な指の突きになっている。
「ぬあああああああっ! 逝くうぅっ! 逝くっ! ぐわっ!」
小宮山が上から覗きこみながら冴子を押さえつけて高速ピストンをくわえてゆくとつられて冴子の腰がフルフルと動く。
ビシュ!
小机に一筋の噴射した潮が勢いよく当たり飛び散った。
「おおっ! 潮だ、潮を噴いたぞ! 潮噴き冴子だ。うわははははっ!」
「あああああ……」
脱力した冴子は小宮山が離れると、そのまま後ろのベッドに裏返しにされたカエルのような無様な恰好でひっくり返った。
ベッドで無残な姿で痙攣している冴子にトランクスを摺り下げた小宮山がかぶさった。ペニスの先端を肉汁が溢れている溝に沿って上下して十分馴染ませてから一気に身体ごと押し込んでいった。
「くわああああああっ!」
小宮山が冴子の身体に覆いかぶさったまま抱きかかえたまま後ろに倒れ込んだ。冴子は小宮山の体重に引っ張られて騎上位にされてしまった。ベッドにゆうゆうと寝そべった小宮山に下から見上げられると、縛められている姿で全てを曝け出している自分が完全に操作されていることを改めて認識する。
正常位では小宮山の大きな腹が邪魔して深い挿入は不可能だったが、騎上位にされると邪魔な脂肪腹を冴子の身体が押しのけ十分な深さでえぐられた。
指一本だけでも逝ってしまう身体には十分すぎる太さだった。冷たい脂肪の塊を押しのけて白いソーセージのペニスに串刺しにされた。
「あああああああっ! いいっ! いいっ! すごいっ!」
あと一歩で逝く状態だった身体にペニスが打ち込まれたことによって、いつでも逝ける状態に変化した。冴子は小宮山に促される前に自ら腰を擦り付けるようにして振りだした。
「あっ! いやっ! 私、逝っちゃう! 逝くぅ!」
「おう、いくらでも逝けスケベ犬。ご主人様が出すまで何度でも逝かせてやる!」
「うわあああああっ! 逝くわ! 逝っちゃうわっ!」
後ろ手の拘束された姿でチューブに蝕まれた身体で腰を振りたて冴子が叫びながら逝った。ガクガクと身体を震わせながらも腰だけ別の生き物のように動いている。
「ほうらご主人様のチンポは旨いだろが。牝犬冴子、言ってみろ」
「あああっ! ご主人様っ! いいっ! すごいですぅ!」
小宮山の上でユサユサと腰を振る冴子の張りのある乳房がツンと上にあがっている。後ろ手にされた胸がより形の良い乳房を強調して下から見る小宮山を楽しませていた。
「ああっ! また来る、来るわっ! 来たっ! 来たわっ! クゥッ! もうっ! だめえええっ!」


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