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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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第一章 ポンプ-14

「『いやらしい冴子を逝かせて下さい』とおねだりするんだ」
「い、言うもんか! 豚野郎っ!」
淫波に漂い意識が朦朧としながらも、我に返ると冴子は小宮山に悪態をつく。だがすぐに身体に繋がれたチューブで再び淫責地獄に引き戻されてしまう。冴子のプライドと無理やり引き出された欲情がせめぎ合い、小宮山に罵声と懇願の両方を浴びせかけている。
「くっ、くやしいっ! ちくしょう! あっ! あっ! いいいっ!」
「ぐふふふっ、冴子はバカだねぇ。実はもう一つチューブがあることに気づいていないようだね。ほらほら、この細いチューブはどこに繋がるのかなぁ、あはっ!」
冴子の目前に乳首に繋げてあるものより細いチューブを見せつけた。その細いチューブに繋がれるのが最も敏感な箇所であることは容易に予想できた。
「くっ、くううううっ! 止めろおおおっ! いやだああああああっ!」
「うーら、つなげちゃうぞおぉ!」
ソロソロと伸ばした指で、しとどに濡れた冴子のバギナを撫でまわし始めた。濡れそぼった表面を軽く撫で上げられるだけで冴子の頭は暗い被虐感に支配され、虐待される期待感でフルフルと震えてしまう。もっと強く抉られること求めて自然と腰が上下に揺れる。
「ううん?! 欲しいのか? もっと撫ぜ撫ぜしてほしいのかぁ?! うはははっ! 言ってみろ冴子」
「くわあああああっ! やめてええええっ!」
溝に添ってあてがわれた指が上下に動くのに合わせて腰も振れている。既に充血しきった肉厚のバギナの溝の頂点に、肉の触覚が突き出し、拒絶の心とは裏腹に更なる欲望を求めている。いたぶられた乳首と連結しているようにクリトリスも敏感に反応を示していた。
「ほら冴子、バギナがヌルヌルになっているじゃないか。お汁がいっぱい出てるから啜ってやるぞ」
「うううっ……。止めてええっ! 乳首がっ! 乳首が敏感になりすぎだわ! うわああああっ! 離せえええっ!」
拘束された身体を千切れんばかりに身悶える冴子から一旦離れて疲れ果てるのを小宮山は待っている。息も絶え絶えになった冴子がぐったりとすると、弱った餌にたかる昆虫のように小宮山が股間に吸い付いてゆく。
「離れろ! 豚があああっ!」
「おっと! まだそんな元気が残っていたのかい。ふふふっ、もっと暴れるがいいぞぉ。いくらでも抗え、牝犬め」
「ちくしょう! 豚!」
ひとしきり身体を左右に振りほどくようにするが、もう先程のような激しい動きはできなくなっている。弱りきった冴子に再び小宮山が這いずるように寄ってゆくが抵抗する力はなくなってしまっていた。
ヌルヌルと蜜が浮いたバギナに、樹液をもとめるカブトムシのような巨体の小宮山が吸い付く。樹木から蜜をコソゲ取るように顔を上下に振って舐め取っている。だが、舌先の動きはあくまで繊細で、柔肉の上を刷くようにしてポテポテに膨らませていった。頂点で尖りきったクリに舌を乗せて撫ぜ回すようにかわいがる。
一切の体毛が剃られたツルツルの肉の丘が、淫欲に犯され、悪態を忘れたかのように上下して、舌の動きに負けた欲情で太腿が細かく痙攣し始めてしまう。
「ほれ、どうした。さっきまでの威勢がないぞ。んんんん? クリちゃんが顔を出しているのが見えるぞ、ほれほれ」
愛液でクリをまぶしながら吸引して歯をあてると堪らず女の甘い声を発した。
「ああああん……。だめえええぇ……」
「冴子、やっと女らしい声が出たね。躾けができてきたようだ。完全な牝犬に変えてやるぞ」
人差し指と中指で無造作に広げたバギナに呼吸するチューブが近づけられる。
「ほらほら、ヨチヨチ。今から繋げてやるぞ」
「繋がないでえええぇっ!」
これ見よがしにチューブを振りながら先端のミミズのようなゴムをヒラヒラさせる。
「……だめ……だめよ……繋がないで、ねぇ、お願い、繋がないでええっ!」
イヤイヤをしながら力なくつぶやくように懇願する冴子の悲哀に満ちた表情を小宮山は意地悪な小学生のように嗤いながら見ている。
「うぐふふふふふぅっ! だめぇー!」
すぷぅっ!
掘り起こされた小粒がビラビラのゴムに一気に呑み込まれた。



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