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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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次回運行決定-5

『それより優子ちゃん、いつまでも濡らしたまんまじゃ風邪ひいちゃうわよ』

「あっ、はい」

優子はティッシュの箱を取り、自分の股間を覗きこむように自慰で溢れた愛液を拭きだした。

『そうやっておまんこを拭いてる姿って凄くエッチね。あたし、その姿を見るのが大好きなの。ほら、間抜けに無防備じゃない』

「やだあ…」

結局自分も陽子と同じことをやっていると思うと、優子は恥ずかしくなって赤面した。

しかしせっかくなので、優子は陽子と同じ様に拭き終わった股間を手で開いて、中身を覗きこむように確認する姿を晒した。

陽子はしばらく優子のそんな様子を黙って見つめていたが、股間の確認が終わった優子がカメラを通して陽子にニッコリ微笑んだのを見て、何かを決心したような表情を浮かべた。

『そうそう、それともう一つ忘れていたわ』

「な、何がですか」

『ほら、アルファベットのレベルのことよ。もう一つ『T』って言うのもあるの』

「『T』?『S』はスペシャルレベルだとわかるけど、『T』ってどんなレベルなんですか?」

『まあ、これもその内にわかると思うわ』

「もう、結局そればっかりなんだから」

優子はため息をついた。そんな優子の気分を変えるように陽子は明るく優子に声を掛けた。

『そうだ!優子ちゃん、次回の車両が決まったの知ってるでしょ。楽しみよねえ』

「えええっ!知らない知らない!掲示板にそんな運行情報載ってないですよ。いつですか?」

『あっ!』

陽子は『しまった』と言うような表情を浮かべた。

『ご、ごめんなさい、今のは忘れて』

「何言ってるんですか。そんなことスル―できるわけないでしょ。怒りますよ」

『ごめんなさい。優子ちゃんには内緒にしとくように言われてたのに』

「誰にですか?若しかしてマスター?」

『え、ええ、そうよ。優子ちゃんには今回はスル―して欲しいんだって』

「そんなの納得できません。自分から誘ってその気にさせといて、放置するなんて許せないわ」

『そんなに怒らないで…』

若さ溢れる怒りにさすがの陽子もタジタジになった。

「マスターが内緒にしても勝手に乗りますよ」

『どうやって?いつ開催するかわからないでしょ』

「教えて下さい」

優子はキッパリと言った。

『ダ、ダメよ…』

「じゃあ、やっぱり普通の電車に乗って痴女に戻ります」

『そんなことしたら絶対にダメ!後悔するわよ!』

陽子は目を見開いて叫んだ。

「じゃ、じゃあ、教えて下さい」

一瞬陽子の迫力に気押された優子だったが、負けじと繰り返した。

しばらく悩んだ陽子は『ふうう』とため息をつくと、カメラを通して優子に視線を送った。

『わかったわ。教えてあげる』

観念した陽子は肩をすくめた。

「あ、ありがとうございます」

『でも、念のために車両に入る時間はずらしてね。やり始めてからならマスターも文句は言わないだろうし』

「わかりました」

『じゃあ、後でメールを送るわね』

「ありがとうございます」

待ちに待った事がようやく開催されるのだ。優子の顔が笑顔に溢れた。

『ええ、じゃあね。風邪ひかないようにね』

陽子はそう言ってからログアウトしていった。

陽子の消えた画面を見ながら優子はハシャイでいた。

「楽しみだわあ、どんな格好で行こうかなあ。もちろんミニスカよね。ブラジャーどうしようかなあ。セーラー服もありかも、きゃあ」

しかし、陽子のパソコンの画面はそんな優子の姿が映ったままだった。ハシャグ優子を見て陽子はニヤリと笑った。

陽子がパソコンを操作すると、今まで陽子以外は優子だけだった筈の閲覧者が一瞬で増えた。

『あっ、陽子さんこんばんは。今日はインするの遅かったですねえ。優子ちゃんはどうしたんだろ?これ見て欲しかっただけど』

突然映りだした画面の中で、アニメのコスプレを肌けさせた寛子が残念そうに言った。

「さあ、どうしたのかしらねえ」

妖しい笑みを浮かべた陽子だったが、次の瞬間に雰囲気を切り替えた。

「きゃあ、寛子さん、それって可愛いい。おまんこのところってどうなってるの?」



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