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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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次回運行決定-3

『はいはい、変わってる変わってる。次に『C』ね。これは直ぐに騒いだり警察に言うタイプよ。この人たちが居たら、その日は派手なプレイができないのよ。せっかく用意周到に段取りしても中止になることもあるのよ。もう最悪〜〜〜』

陽子は苦渋に満ちた顔をした。過去にそんなことが有ったのを思い出したのだろう。

「えええ!最悪〜〜〜。待ちに待った車両が中止になるなんて!」

今だって次の開催がいつなのかが待ち遠しくて仕方が無いのだ。やっと開催されたのにそれが中止になるなんて有り得ないことだ。優子も陽子と同じく苦渋の表情を見せた。

そんな優子を見た陽子はうんうんと頷いて納得した表情を浮かべた。

『次は『A』ね。これは弄ったら嫌がるけどその時だけ。終わった後も余り騒がないで泣き寝入りして直ぐに忘れるタイプよ。『A』も基本はスル―であまり弄らないけど、お尻を触るくらいはOKかな。でもそれ以上は可哀想だからしないの』

「へええ、その人たちってお尻触られて興奮しないのかしら?あたしだったら物足らないかな」

『興奮しないから『A』なのよ。物足らないと思う子は『S』ね』

「た、確かに、あたしって『S』だ」

『優子ちゃんは違うわよ。優子ちゃんには『+』が付いてるじゃない。『S+』はさらにその上の痴女レベルなのよ』

「げ〜〜〜、痴女ぉぉぉ、プラスって女性もOKのことじゃないのぉ?そんなのやだあ」

『納得いかないの?』

「だって痴女じゃないもん」

『そうかしら?』

「そうですよ」

それを聞いた陽子は少し真面目な顔をした。

『ねえねえ、聞いてくれる?あたし最近、ある女の子に興味が有って、その子を尾行したことが有るのよ』

「それって、探偵みたいですね」

好奇心旺盛の優子がワクワク顔になった。

『いいえ、探偵よりもストーカーの方がしっくりとくるわ』

「そうね、その方が陽子さんらしいわ」

『その子ね、電車に乗る時は空いてるを車両を避けて、ワザワザ混んでるところに乗りこむのよ。でね、電車が揺れるのに併せて男の背中に胸を押し付けたり、お尻を男の股間に押し付けたりするのよ。困ったもんでしょ』

それを聞いて優子の顔は見る見る内に赤くなってきた。

「陽子さん、あたしを尾行したの…」

『あらん?優子ちゃんは痴女じゃないんでしょ。優子ちゃんがそんなことするわけないじゃない』

「イジワル…」

優子が拗ねて陽子を睨んだ。


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