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連鎖反応
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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計画&実行-7

「伊藤飲んでるか?今日は食えよ!しっかり‥‥喰ってくれ!」
高嶋は伊藤に次の展開を合図する。
前半の二人の様子が微妙ならこの計画は中止を予定していたが、伊藤の満面の笑みと妻の動揺からこのまま間違いなくいける‥‥妻が後輩に喰われる‥‥そう思った。
「奥さん、さっきから全然食べてないしどうしたんですか?」
白々しく伊藤は優梨子に問いかけるが、やはりテーブルの死角では伊藤の左手が太腿を撫で回している。
「‥‥‥‥いぇ、そんなことは」
優梨子は脚を左右にクネクネさせて抵抗をみせるが伊藤の指は止まらない。
「奥さん、濡れてますよ?」
「ひぃ‥‥!?」
突然口走った言葉に優梨子はドキッとし、伊藤の顔を見た。
「ほら、テーブルのそこ」
伊藤が指差したのは優梨子が夫に注ぎ損ねた数滴のビールだった。
「これで拭きましょうか」
「いえ、自分で‥‥あっ?」
優梨子は手拭きを取ろうとするが伊藤の右手と交錯し床に落ちた。
「奥さん大丈夫です!拾いますから」
伊藤は身を左によじり右手を床に伸ばした。
その瞬間、優梨子は恥じらいと戸惑いに視線を泳がせた。
偶然を装う伊藤の顔が優梨子の胸元に埋もれているのだ。
それだけではなく、伊藤の右手までも優梨子の右足を撫で回す。
「‥‥‥‥‥‥」
夫の視線を気にする優梨子に、高嶋は当然気付いていないフリをした。
「‥‥(伊藤なかなかやるなあ‥‥)」
その様子に高嶋も興奮する。
妻が寝取られる瞬間を目の前で早く見たい‥‥そう思い敢えて酔ったフリをした。
「あぁなんか気分がいいなぁ!ふう〜ん」
そう言って高嶋は大胆にも目の前で寝たフリを試みた。
「やっと取れた」
伊藤はようやく手拭きを拾い上げた。
「あれ?先輩寝ちゃった?」
ニヤリと優梨子に尋ねると、伊藤は黙った。


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