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人食いチンパンジー
【獣姦 官能小説】

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第一章 プロローグ-2

 その豪華クルーザに乗っていたのは、日本のトップグラビアイドル四人と、有名出版社の社員達に彼らのガイド役を勤める男達であった。
 グラビアイドルのメンバーは、トップアイドルの桑田エリを筆頭に安田美奈、桜田真由、香田里奈の四名という、そうそうたるメンバーであった。エリは、雪のように白い美肌の持ち主であり、百七十センチの身長に、豊かな乳房と白人女も及ばぬような美しいヒップラインの持ち主であった。
 他の四名もエリに劣らぬほどの美貌とスタイルの持ち主だった。

 出版社の社員は、企画部長の加藤健太に撮影担当の大杉寮、音声担当の高杉太一、唯一の女性スタッフである前原香織の四名であった。香織は入社一年目の新人で、スタッフ達の雑用係をしていた。度の強い分厚いレンズの黒縁メガネをしていて、化粧気もなく、皆から女扱いはされていなかった。いつも仕事着と言える擦り切れたジーンズにTシャツ姿であり、手足は長くスタイルは良かった。

 乗組員は、ロバート・ストーンとアキラ・シンプソンに、現地で雇われた三人のタンザニア人達であった。ロバートが船長兼コックであり、アキラはガイド兼用心棒役であった。
 ロバートは、クルーザのオーナーである船舶会社からの派遣スタッフであり、ほとんど口をきかない寡黙な中年男であった。フランス料理の腕は一級品であった。
一方アキラは、米国人を父に持つ日系人であり、元海兵隊所属で銃器の扱いには長けているとのことであった。船舶会社の正社員ではなく、臨時社員として雇われていた。普段は勝手気侭な世界旅行をしているということだ。
 身長百八十センチ以上の長身で、米国海兵隊で鍛えられた屈強な肉体を有していた。性格は陽気で、ハンサムの部類に入るであろう。
 
 一行は、ジャングル奥地にある前人未踏の秘境を目指していた。大滝が造る瀑布や密林の中で、フルヌードの撮影を計画していた。業界トップの美女達がフルヌードを披露することは、センセーショナルな話題を呼ぶであろう。
 最近業績が落ち込んでいる雑誌の大幅な売り上げ増が予想された。そういう訳で彼女達には莫大な報酬が約束されていた。撮影費用もふんだんに用意された。プール付きの豪華クルーザに高級ワインやキャビア・フォアグラなどの高級食材も荷積みされていた。
 彼女達には狭いながらも、バストイレ付きの個室が与えられていた。出版社スタッフの居室は一室のみで、狭い室内に男三人が雑魚寝の状態だった。雑用係の香織は操舵室に寝泊りした。
 ロバートとアキラは二人で、残りの一室を使い、現地人の乗組員は船上でビニールシートに包まり夜露を凌いだ。
 
 クルーザは、ゆっくりとりした速度でジャングルの奥地へと向かっていた。
川幅は徐々に狭くなっていく。見渡す限り鬱蒼とした熱帯雨林のジャングルばかりだった。
日中、女達はグラビア撮影やプールサイドで豪華な食事を楽しんだ。ガイド兼用心棒役のアキラは必ず、彼女達に呼ばれた。アキラは女達を魅了するだけの引き締まった筋骨逞しい肉体と、彫りの深い整った顔立ちにブルーの瞳を持っていたからだ。
アキラは彼女達に世界中で経験してきたことを、ユーモアを交えながら聞かせた。彼女達は、アキラの巧みな話術と、容姿にうっとりとした表情で聞き入っていた。エリは特に熱心だった。彼の隣に座り、むき出しの逞しい太腿を触ったり、息がかかるほど顔を近付けたりした。
周りの女達は、時よりふたりの様子を見ながら、困惑した表情を浮かべた。


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