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堕ちていく人妻
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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高まる欲望-3

「もしもし。あ、例の件ですがね・・思ったより早く紹介できそうですよ。
へへっ・・楽しみにしていて下さい。また連絡しますね・・では」

斉藤は仕事の電話を終え、台所へと向かった。
「へぇ、朝食まで作ってくれたのか・・」

「えっ?あ、大したものは作れないけど・・」
トーストとハムエッグ、そしてインスタントコーヒーをテーブルに並べていく。
「できたら起こしに行こうかなって思ったんだけど、意外と早起きなのね」

全てを並べ終えた美香の背後に回り、抱き締める。
「キャッ・・ちょっと・・」
驚く美香の耳元で囁く。
「ふふっ・・いつもならまだ寝てるさ。誰かが勝手に上に乗って腰を振っててな、それで起きたんだよ・・」
単なる自慰行為よりも淫らな行為。それを見られていた事に恥ずかしさが募り、顔が真っ赤になる。

「いつから・・お、起きてた・・の?」
「気づいたらやらしい顔で腰を振ってる美香が上に乗ってたかな。
旦那にもあんな事してるのか?」
そんなわけがない。斉藤によって新たな性に目覚め、性に飢え始めた結果が招いた行為である事は知っていた。

「あんなの。し、した事・・ないです・・」
斉藤の言葉責めに顔が赤いだけでは済まず、身体は熱くなり敬語に変わる。
斉藤が寝た振りを決めた理由の一つがこういう責めをする為だった。
「あの・・勝手にして・・ごめんなさい・・」
素直に謝る美香。さっきイッたばかりなのに、また斉藤の肉棒が恋しくなってくる。
「ふふっ・・まぁ今回は大目にみてやるよ。とにかく腹が減った」

美香の気持ちを知りながら、わざとかわす。
「もう。起きてたんなら下から突いてよ」
斉藤には聞こえないように小さな声で愚痴をこぼした。

食事をしながら、今度はいつ会えるのか・・どれくらいなら我慢できるか・・
そんな事を考えていた。
浩二を裏切り続けるのは辛いが、今の美香にとって斉藤は必要な存在だった。

そんな美香の気持ちを見透かしてか、
「今夜は旦那に美味しいもん作ってやれよ。昨日のお詫びに・・な。
それから・・夜も相手してやれよ」
愛のない斉藤にとっては美香をからかったような一言。

だが、美香にとっては・・自分は浩二の妻である事、さらにはその愛する浩二ではイケない身体なのだと思い知らされる一言だった。

「は、はい・・あの、次はいつ・・?」
すがるように斉藤を見つめる。
「週が明けたらまた連絡してやるよ。それまでは旦那で我慢しな。
それとも休日に旦那に嘘をついて俺と会う勇気・・あるか?」

一瞬答えに詰まったが、すぐさま首を横に振った。
そこまで裏切りたくない気持ちと、新たに斉藤にそんな危険を冒して欲しくない。
つまり、浩二にバレる可能性が低い時に会いたい。そんな気持ちが芽生えていた。

「くっくっ・・ははっ・・本当に再会した日とはまるで別人だな。
俺とは一度きり。のはずだったのに・・だろ?
脅されて仕方なく身体を許した。そこまではよかったのに」

斉藤が何を言いたいのか、美香はわからないまま話を聞いていた。
「身体は正直だよな。今だって、疼いてるんだろ?もうすぐ帰らなきゃいけない。
旦那を裏切ってる。そう思えば思うほど・・身体は熱くなるんだよ」

どこも触られてもいないのに、斉藤の声、言葉を聞くだけで息が荒くなってくる。
「はぁっ・・はぁ・・そ、そうです・・熱い・・」
「ほら、立って、よく見せてみろよ」

いつの間にか斉藤のペースに呑まれていた。
美香は言われるまま斉藤の目の前まで移動し足を軽く開きスカートを捲った。

両手の親指で秘部を広げまじまじと見つめる。
「こんなに濡らして・・これなら旦那でもイケるかもしれないぜ・・」
楽しそうにニヤニヤと笑いながら意地悪を言い、指を中に入れた。

クチュッ・・クチュッ・・
「アンッ・・」
「さっき俺の肉棒で勝手に気持ちよくなってイッたんだろ?」

「はぁん・・だって・・」
あんな夢を見て、寝ながらも勃起していた肉棒に発情したとも言えず。

「だって、なんなんだ・・?んっ・・?」
指を2本に増やし奥まで入れていく。
「あんっ。あんっ・・雅彦さまの肉棒が・・」

「なんだ?俺の肉棒が悪いの・・か?」
斉藤の責めにどんどん愛液は溢れてくる。

「違いっ、ます・・私が・・雅彦さまの肉棒を見て・・勝手に・・アンッ」
「悪い事をしたらお仕置き・・だな・・」
同時に指の動きが激しくなる。

クチュクチュクチュクチュッ・・・
「アンッ・・アァァンッ・・雅彦さま・・イッちゃう・・」
結果はわかっている。斉藤が簡単にイカせてくれない・・と。

絶頂の寸前。やはり斉藤は指を抜いてしまった。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・雅彦さま・・」
「ふふっ・・続きは夜、旦那にしてもらいな。それからこれ、邪魔だな」
そう言うと美香の恥毛を1本引っ張った。

「は、はい・・」
「さて、そろそろ俺も仕事だ。家の近くまで送ってやるから用意しろよ」

時計を見ると浩二も出社し家にはいない時間だった。
慌てて支度をすると、シートには昨夜乱れた証のようにシミが出来ている助手席に
乗り込んだ。

つづく。



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