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青い夏休み
【その他 官能小説】

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まさかの自由研究-9

「もうちょっと上のほうも触ってみてくれる?」

 遥香の発情したリップが示した場所へ、幼い指がソフトタッチする。

 ぷりゅっ。

「やん……」

 とても甘い刺激がクリトリスにつたわった。

「ちゃんと探せたんだね、あん、ふん……。女の子は、そこがいちばん気持ちいいんだよ、あん、くうん……」

「お姉さん、すごく気持ちよさそう」

「きみって、ほんと、上手いんだから……」

 むやみに挿入されるより、こうやって入り口の周辺をいたずらに焦らされるほうが、絶頂したときのはじけるような感覚がすごくなることを遥香は知っている。

 やや強めに指で押されると、ショーツの生地が膣内に入り込んで、そこにぽっかりと空洞ができて半透明になる。

「もう我慢できない。お願い、ストッキングを破いて?」

 涙声で訴える遥香の普通じゃない様子を見て、健太郎は戸惑いながらも力強くストッキングを引き裂いた。

 あらわれた純白の下着は汁気を吸ってあたたかく、なんとも言えない女子の匂いがした。

「あとどれくらい触ればいいの?」

「わたしがイクまで、指でかき混ぜて……」

「どこに行くの?どこをかき混ぜるの?」

 そっか、まだ何もわからないよね──。

「それじゃあ、目を閉じていて」

 素直に目をつむる健太郎の手を遥香がつかみ、真ん中の指3本がそろうようにしっかり束ねて、粘つくショーツをずらすとのぞく、その大事なところにゆっくり挿入した。

 ぐちゅん。

「ひあんっ……」

 届かなかった部分にようやく手が届いたような鋭い快感が、ふやけた膣を溶かしてうっとりさせていく。

「これなあに?」

 いきなり自分の指が得体の知れない生き物に食べられたのだと錯覚して、少年の瞼がうっすらと開きそうになる。

「お願い、見ないで。ボッチくんが今触っているのは、お姉さんのあそこの中だよ……」

 それを聞いて、健太郎はすごく大人になった気分だった。


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