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詐欺師E.
【サスペンス 推理小説】

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「詐欺師E.〜EP.4〜」-1

(9/27PM23:15)
船は港まで数十mまで近づいていた。大きな旅客船としても使える白い貨物船。E.は船が近づくたびに胸の高鳴りを感じた。
E:いよいよだ…

船は目の前、碇を落とし、港に到着した。

E:さてと、仕事するか。

E.はもう勝った気でいた。それもそのはず、あれだけ確な情報を得たのだから。取引場所・日時など…すべてに置いて嘘だと思える根拠がなかった。しかし、それは一人の天才による偽り…このまま何もできずに終わるのか!?


その頃、横浜港周辺では

ウォン:ジンメイ、横浜港のマークはどうなっているんだい?
ジンメイ:さっき現地のチームに確認した所、まったくのノーマークだと言うことです。
ウォン:例のほうはどうだい?
ジンメイ:はい、一時間前の連絡ですがマークはかなり着いているらしいです。
ウォン:ほう…やはりE.だったのか。まあ大したことなかったね。僕にとっては
ジンメイ:しかしなぜその者がE.とわかったのですか?
ウォン:詐欺師の持ってる風格さ。普通の人間とは詐欺師は少なからず何か違うものがある。それをいかに隠せるか…それが詐欺師の実力と言っても過言ではない。
ジンメイ:なるほど。さすがウォン様ですね。それをその場で見抜くとは
ウォン:彼はとってもわかりやすかったよ。自らをわざとさらけだしてるかのようだったね。


ウォンの乗った船は横浜港に近付く…そしてついに到着。
ウォン:よし降りるぞ。ことをさっさと済ませて後は逃げるそれが詐欺師だ。
ジンメイ:そうですね。奴が気付く前にここから消えなければ


ウォンは階段を降りる。まさに勝ち誇ったように、意気揚々と一歩一歩踏みしめる。ウォンの中でE.に勝った優越感がそうさせたのだろう。E.に勝つことはすなわち…その世界での革命を意味する。E.の存在により日本という先進国での取引が抑制されていた。しかしその壁が崩されたとなれば、日本は世界有数の市場に早変わりする。まさに革命なのだ…

そして、階段を降り港に一歩踏み出そうとしたときだった
『Welcome to Yokohama』
ウォン:ん?……きっ貴様!!
海上保安官の格好をした男が帽子を取った。

E:いやぁ、また御会いできるとは光栄だ。
ウォン:なっなぜ!?なぜここにいる
E:さて、そのスーツケースの中身を見せてもらいましょう。
ウォン:くっ…


逃げようとしたがすぐ腕を捕まれ地面に押さえ付けられた。
E:さすが金メダリスト
宮沢:まあこのぐらいは軽いですよ。

宮沢は五年前のオリンピック柔道で金メダルを取った武道派刑事なのだ。

上山:確認完了。この二人を逮捕だ。


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