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水面の少女 加奈
【レイプ 官能小説】

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標的の人魚 ☆-1


 加奈が更衣室を後にした事を確認した留吉は……

「どれ、今日も頂くとするか」
更衣室に近づく者が居ないか、周囲を確認出来る覗き穴数個からあたりを見渡す。

「どうやら、大丈夫だ」
年齢に似合わぬ身の熟しで、天井裏から更衣室内に侵入する留吉。

もちろん狙いは、今さっき脱ぎ捨てられ温もり漂う加奈のブラとパンティーである。
両方持ち去るのは今回を含め2回目で、パンティーのみが3回で都合5回下着を盗んでいた。

「どうせ自分に好意を寄せている餓鬼の仕業だとでも、自惚れるんだろうが実際のところはそうはいかねぇ。まずはこの下着をたっぷり可愛がって犯るとするか」
プールから戻り再び着替える時の、加奈の動揺振りを想像しただけで留吉は笑いが止まらなかった。


 二時間後

日々の部活動を終え、制服に着替える為再び加奈が更衣室に戻る。
しかしすぐに、その異変に気付き顔を赤らめ狼狽え留吉の想像通り動揺隠せなかった。

その時加奈の下着はすでにその場を離れ、留吉が暮らす安アパートに持ち去られていた。
そしてパンティーは留吉の欲望滾る陰茎を包み、ブラは留吉の鼻にあてがわれ嗅覚を刺激していた。
数分もしないうちに異臭放つ生暖かい体液が、加奈のパンティーに侵食し穢し始める。
次いでブラも同様の運命を辿った後、廃棄処分とされるのである。


 加奈の下着を穢した翌日も、その鬱積した留吉の性欲ははけ口を求め彷徨っていた。
勤務時間を終えると我先にと帰宅する留吉は、中学校近くに借りる安アパートに戻っていた。
部屋に入ると冷蔵庫から冷えたビールを取り出し一気に飲み干す。
汗だくのまま腰を下ろすと、煙草に火を付け深く吸う。
簡素なツマミを口にしながら、立て続けにビールを口いっぱいに含み飲み干して行く。
程好く体内にアルコールが回りニコチンを摂取すると、加奈への欲望が噴き出し始める。

そして小型ブラウン管テレビとβビデオデッキの電源を入れる。
テレビはともかく、1985年のビデオデッキはまだ高価な品物であった。
それを留吉は先日、月賦(分割払い)にて買い求めた。
もちろん目的は、エロビデオの観賞だ。
留吉は高価なデッキを恭しく丁重に扱いテープを入れる。

数秒の後、男女の行為が小型テレビに映り出される。
女優の質の低さは言うまでも無いが、10年前に子供二人と共に女房に逃げられてからは生身の女とはご無沙汰である。
無論原因は留吉の偏執的な性癖と底無しの性欲であった。
たまに風俗に行く事があっても、アルコールと賭け事に目の無い留吉にはそちらの比重が大きかった。

 それでも留吉の日々のセックスに対する渇望は大きかった。
しかし基本マンコなんて、無料でする物と言うのが留吉の思考回路の根底にはあった。
無修正ビデオを数分も観てると、下腹部で疼く陰茎を引き出し扱き始める。
引き出された留吉の陰茎は、とても五十過ぎの男の持ち物とは思えない程に禍々しくそそり立っていた。
それはまるで樹木の幹が如く節くれだち歪な様相を呈していた。

「昔は良かった…… 教師と言ったら聖職。多少の無茶をしたって許されたものだ。生徒を殴る位何て事は無い、それどころか…… 」
酔いが回り始めた留吉の脳裏では、教員時代だった頃を思い出していた。


 1970年の夏、今から15年前大阪科学万博の年。

藤岡留吉(当時38歳)は教職の身に有った。
某進学高校の数学教師で生活指導と女子バレー部顧問、それが当時の肩書だった。
他の教師が面倒がる生活指導と部活顧問を引き受けたのには留吉なりの打算があった。

実は以前の高校では生活指導を押し付けられ、嫌々引き受けた留吉であったがある時その旨味を知った。
時折万引きした生徒の連絡が、被害店舗よりありその身柄の引き取りを留吉が行っていた。
それが男子生徒であれば、殴りつけてストレス解消していた。
そして女子生徒であれば言葉でイビリ倒し、過剰なストレスを与え続ける。
男女共に自ら「万引き」と言う非がある為、多少の不条理が有ってもその後ろめたさから逆らう事は出来ない。

その圧力を掛ける女子生徒の中でも、時折留吉の趣向に合う生徒がいる。
ある時留吉に取って絶好のチャンスが訪れる。
進学を備え学業優秀で大人しい生徒、鹿嶋京子が万引きで保護されていると連絡があったのだ。
鹿嶋京子は良家の子女で、ことさら体裁を気にする事が予想された。

留吉は京子を引き取り高校の生活指導室に連れ帰る。
そこで言葉巧みに京子を脅し賺して、最終的に処女を奪い犯した。
最初の性交は生で行われたが、膣外射精の為京子に取っての最悪の被害は避けれられた。

もちろん留吉が京子に配慮して膣外射精した訳では無く、京子との継続的な肉体関係を望んでの事であった。
京子を孕ませたのでは、いやがおうにもボロが出る。
留吉は周囲の目を盗んでは、繰り返し京子を呼びつけ犯し続けた。
もちろん用意周到にコンドームを着用して行為を強いる。


 遠い昔に記憶した教え娘、鹿嶋京子の粘膜の記憶……

 酒に酔いながら観るエロビデオの女優……

 覗き見た加奈の裸体……

留吉の陰茎先端より、ドロドロと黄ばんだ体液が吹き零れ溢れ出る。
射精の瞬間、留吉の脳裏には未だ見ぬ加奈の膣孔への欲望が、渇望へと変化を見せ始めていた。


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