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ハツミ
【OL/お姉さん 官能小説】

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ハツミ-4

―もぅどっちも最高…。

そう思ったけれど、あえて口には出さなかった。
「トモキ……。ちょうだい?もっとトモキの色々な顔が見たい。」
「かしこまりました、仰せのままに。」
またトモキは可愛い顔に戻っていた。
私の手首のリボンをほどくと自分も服を脱ぐ。引き締まった体は誰もが理想とする逆三角形。
思わずみとれていると、今度は優しくトモキが私の脚を割り開く。
狙いを定めたトモキが私の中に入ろうとする。充分過ぎるほどに濡れていたそこは難無くトモキを受け入れる事が出来るはず。
けれど、半分程を受け入れた所で私は息をついた。
「きっつい…よ。」
「それって褒められてんだよね?嬉しい!今の聞いたらまたハツミの事をまた鳴かせたくなった。」
そう言うなりトモキは少し腰を退いたかと思うと一気に打ち付けた。
「きゃぁっ」
「ごめん、もうとまんねぇの。」
少し申し訳無さそうな顔をして笑ったトモキはそのまま激しく私を付き上げる。
私はもう快楽の悲鳴をあげ続けるばかり。あまりの激しさにトモキの背中にしがみつくとトモキは私に何かを囁いた。けれど、トモキの声を聞く余裕もなく私は2度目の絶頂へと登りつめた。
その絶頂からトモキが果てるまで私の体はずっと痙攣し続けていた。

「ハツミ…もうヤバイ。」
トモキが果てそうなのが解っていたのに私はトモキの腰に脚を絡ませトモキが体を離す事が出来ない様にしていた。
「ハツミ!だからもぅダメだよ…」
痙攣する体で必死にトモキを繋ぎ止めていた。
「もう無理……」
そう言ってトモキは私の中で果てた。
正しく言えば私がトモキに外で果てさせる事を許さなかった。
「よかったの?」
少し驚いて聞くトモキに私は
「大丈夫よ。」
と答える。



もう私は、トモキのちょっとした仕草や言葉の1つ1つがいとおしくて仕方がなかった。

―これから大人の男になるにつれて、もっと素敵になるであろうトモキの事を誰よりも側で見て、感じて、触れていきたい。

―トモキ…
この願いを口にしたらトモキはどんな表情を見せてくれるだろう。

―その前に今度は私がトモキに私の良さ全てを知ってもらわないと。


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