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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈屠畜部屋〉-1

『さあて、今日には来るはずじゃな……』


サロトはいつものベッドの上で、美津紀に肉棒を舐め回されながら、専務達の到着に胸を踊らせていた。

あのコンクリートの冷たい部屋に、まるで似つかわしくない金箔の貼り付けた下品なベッドが置かれ、その上で二人は全裸でまぐわっていた。


目の前で麻里子を姦され、幼児退行現象を起こしてしまった美津紀……羞恥心すら失い、性の快楽に堕ちた大人な幼女……しかし、いつ元の意識を取り戻すか分からない不安から、サロトはこの監禁部屋に閉じ込めたままだった。


『どうれ、美津紀のオマ〇コも舐めてやるぞ?』


美津紀はサロトにされるがままに股間を開き、ベチャクチャと舐められる感覚に切なく眉を歪め、甘えた吐息を漏らす。

偏った食事と運動不足からか、美津紀の身体は弛みが見え、特に腹部にはだらし無い脂肪が溜まり始めていた。
その自慢の巨乳すら、肥満故だと思われても仕方ないくらいに、その容姿からは魅力が失せていっていた。


『今回は瑠璃子お姉ちゃんが来るんじゃと。春奈お姉ちゃんは、いつ来るかのう?』


……予定通りなら、あの写真から選んだ春奈が連れて来られるはずだった。

美津紀より大人っぽい顔立ちでいながら、お嬢様のような清楚な雰囲気を醸し出す牝に“好奇心”は尽きなかった。
しかし、貨物船からの無電では、今回は瑠璃子になってしまったとの連絡であった。

多少はガッカリとしたが、それでも瑠璃子は充分に魅力的な牝だったし、楽しみを後に取っておくのも悪くはない。
サロトは相変わらず上機嫌なままだ。



『どんな“形”をしとるかな?ワシに割れ目を見られる時、どんな顔をするのかのう?ムフフフ……』


美津紀の精神を破壊し、性の愛玩動物としたのに、まだサロトは満足はしてはいなかった。

愛でる為の牝と、嬲る為の牝……遊び相手が多くて困る事は無いし、それは至極当然と言えた。
と、二人の間を邪魔する無粋なノック音が鳴り、ドアが開かれて一人の部下が顔を出した。


『サロト様、タムル様がお見えになられました』


サロトが上体を起こすと、そのドアの傍には鶯色の服を着た、痩せた白髪混じりの男が立っていた。
そのボサボサな髪は、肩にまで掛かるまで伸びており、あまり清潔感は感じられない。
それに黄色い歯と斜視になっている目は、失礼ながら見るからに変質者そのもので、サロトすら嫌悪感を抱く容姿であった。



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