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女将の露出教育
【性転換/フタナリ 官能小説】

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第六章-1

その後は、二人に煽られた見物客たちとの乱交となった。
風呂を上がり、よろよろと部屋へ向かう途中でも、すれ違った宿泊客にその場で犯された。
見られると興奮するようになった紗夜をさらに乱れさせるため、貴賓室のバルコニーで、ロビーで、玄関の外で、紗夜だけはいつまでも一糸まとわぬ姿のまま、浴衣を着た宿泊客が、着物を纏った従業員が、次から次へと紗夜を犯す。
狂乱は、夜更けまで続いた。

朝、紗夜は貴賓室のベッドで目を覚ました。全身が乾いた精液でごわごわしている。ゆっくり起き上がると、どろりとした液体が秘部から溢れた。
「お目覚めですか?」
ぼんやりと声のした方に視線を向けると、まるで何事もなかったように上品に微笑む、あやめの姿があった。
「お身体を清めましょう」
手を引かれ、バルコニーの露天風呂に連れ出されるが、もはや性的な接触は一切なく、丁寧に身体を流される。
敏感な紗夜の身体も時折震えるものの、さすがに疲労でそれ以上の反応は示さない。

風呂から上がると、優しく水滴を拭われ、白いワンピースを着せられた。
来た時のものとは違う。来た時には、襟の付いたシンプルなAラインのデザインに、膝丈のスカートだった。
これは豊かな胸を強調するように、谷間が見えるほどの大きな襟ぐり、アンダーバストには切り替えがあり、そこからふわりと拡がるスカートは股下わずか10センチほど。そして何より、下着を身に付けさせては貰えなかった。
「あ、あやめさん…これは…」
戸惑いながら紗夜が尋ねると、あやめが微笑む。
「妹の、真耶様がご用意されたものです。ぜひそれを着て帰宅して欲しい、と」
形ばかりは願いごとだが、紗夜に対する、妹の真耶の言葉は命令に等しい。
諦めて鏡の前に立ち、身体を捻っては確認する。ふわ、と軽い素材のスカートが舞い上がり、わずかに双丘が見えた。
紗夜は頬を赤らめたが、そこには恥じらいだけでなく、目の奥に淫靡な色が見て取れた。

果たして、駅までのバスの中、胸元を寛げ、足をはしたなく開いて微笑む紗夜の姿があった。
途中まで電車を共にした宿泊客は、きちんとワンピースの乱れは直したものの、お嬢様らしく澄ました顔で足を何度も組み替え、伸び上がったり前かがみになったりと、周囲の乗客の視線を奪い続ける紗夜を名残惜しそうに眺めることとなった。


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