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女将の露出教育
【性転換/フタナリ 官能小説】

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第三章-2

紗夜は、あのガラス張りのトイレに入っていた。
便器に座ると見るのにちょうどよい高さであるから、とのあやめの提案であった。
中には、ゆり、と名乗った仲居も一緒である。あやめは、トイレの外からにやにやと眺めるばかり。
そんなあやめの顔と、興味しんしん、といった表情で目の前にしゃがみ込んだゆりを困ったように交互に見ると、紗夜はそろそろと浴衣の裾を持ち上げた。

「わあ…本当にない…」
浴衣を腰まで捲り上げたところで、ゆりの食い入るような視線を感じる。先ほど見られる快感を知ってしまった紗夜は、さらに見せようと、そのまま便器に腰掛けた。
「どうぞ…よくご覧になって…」
足を、大きく広げる。
「ありがとうございます……不思議…」
「ん…」
顔を近付けられると、息が掛かる。たまらなかった。自分の手で、ぐいっと押し広げる。
「これが、小さいおちんちん、というわけではないんですか?」
指先が当たり、「ひぁっ」と声が漏れる。
「ち、違います…。それは、クリトリス、です。…おしっこも、そこからは出ません…」
「えっ?そうなんですか?では、これは、なんのために…?」
つん、と今度は意思を持ってつつかれた。
「あんっ…か、快感を、得る、ために…」
「えっ!?あ、その、ごめんなさい…」
慌てて指を引っ込める。が、視線はそこに絡みついたままだ。
「い、いえ…ふぅっ…お、おしっこ、してるところ、ご覧になりますか?」
真っ赤になりながら、紗夜が提案する。この可愛らしい仲居に、もっといろいろ見て欲しかった。
「いいんですか?」
「ええ…、ん…んぅ…」
緊張して、なかなか出ない。しばらく下腹部に力を入れたりしていると、ようやく、ちょろ、と出始めた。
「あ、ほんとだ!ここからは出てない!」
だんだん音を大きくしながら、排尿する。見られる快感と、排尿の快感に、うっとりする。
「あぁ…ん…」
やがて音が小さくなり、完全におさまった。
「ありがとうございました。お礼に、私がきれいにいたしますね…ちゅ」
「ひゃんっ!」
両足を押さえつけられると、クリトリスに吸い付かれ、腰を浮かせて叫んだ。
「味は、変わらないんですね…んちゅ、ちゅ…」
「あ、あ、あ…だめぇ…汚いぃ…」
「そんなことないです。おいし…」
「いやぁ…あぁん…」
ぺろぺろと舐められながら喘いでいると、トイレの外のあやめと目が合う。
にやにやと余裕のある目で見ながら、口を動かす。「へ・ん・た・い」と言っているように、紗夜には思えた。


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