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アネクメネ・オアシス
【ファンタジー 官能小説】

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イタダキマス-10

 テオの声は低いわけでは無いが、耳に響いてくる。
 その声で耳元で囁かれたりしたら、それだけで背筋が震える。

「んあっ……嫌?」

「全然?これも可愛い」

 社交辞令だ……そう分かっていても褒められると嬉しい。
 社交辞令なんかじゃない、と言わんばかりに耳ばかり攻めるのが益々嬉しくてパルは顔を赤くして悶えた。

「はぁっテオぉ……もっとぉ」

「ちゅく……ん?じゃ、次はこっち」

 テオはやっぱり耳を舐めながらパルの胸を弄る。

「んあっ」

 服の上から揉んだ胸は見た目より大きい。
 揉みつつ服も脱がせると、ぱんっと張った豊満な胸が空気に晒された。

「すっげ……超旨そう♪」

「ふぇ?きゃうんっ」

 テオの感嘆の呟きが良く聞こえずに聞き返したパルだったが、乳首をパクリとくわえられて妙な声をあげる。

「ひぁ あ や あぁんっ」

 ぢゅうっと吸われたかと思うと、舌全体で豆のようにしこった乳首を転がされたり、そうかと思えば甘噛みされて先っぽをレロレロされたり。
 次々と繰り出される愛撫にパルの頭の中が白く染まっていった。

「んんっやぁうそぉっ」

 胸への刺激がこんなに気持ち良いものだとは知らなかった。
 パルは戸惑いつつも沸き上がる快感に身を任せる。

「ふっあっあっあぁぁあっ」

 ビクンと身体を反らしたパルは、テオの頭を抱いてぶるぶる震えた。

「はっ……ぁ……」

「軽くイッた?」

 テオはパルの胸のてっぺんをぺろんと舐めてニヤニヤ。

「ふぁっ……く〜や〜し〜い〜……人間にイカされるなんてぇ〜」

 頬を膨らますパルの翼はへにゃんと垂れて、尻尾はくにくに。

「くくっ……まだまだ」

 そんなパルの肩をテオはポンっと叩く。

「んきゃ?!」

 仰向けに倒れたパルの両足首を掴んだテオは、ぐいっとその脚を開いた。

「魔物の身体ってのは人間と一緒なのか?」

 仮眠の為Tシャツと下着しか履いてなかったパルのパンツは、見て分かる位にぐちょぐちょ。

「ふふ、外見はね」

 パルは意味のなくなったパンツを脱ぐと、両膝を曲げてM字開脚の姿勢をとった。
 そして、自らの指で濡れそぼった卑猥な口をくぱあっと開いて見せる。

「っおぉ……」



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