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a four-leaf clover
【女性向け 官能小説】

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サヨナラの果て-2

昨夜の陽介はとにかく凄かった、この一言に尽きる。


どこにそんなスタミナがあるのってぐらい激しくて、達しても少し休んではまたあたしを求め。


結局寝たのは明け方になってからだった。


何度もイカされ、いろんな形で繋がって、さんざんよがって喘いでいた声も、その頃にはすでに枯れかけて息も絶え絶えになり、意識が朦朧とするほど。


やがて二人して気を失うように力尽きて、目が覚めた時には全身筋肉痛のできあがり。


あたしは、そんなことを思い出しては一人で顔を赤くしていた。


陽介のくれたプレゼントは最高に嬉しかったけれど、あたしの胸で今も輝くクローバーのチャームを見ると、どうしてもあの激しいセックスが勝手にくっついてくる。


もう、限度ってものを知らないんだから。


全身につけられたキスマーク。当面は首や足を出すような格好はできない。


だから今日だって、襟のついた半袖ブラウスとジーンズを着て、なるべく露出は避けたつもりだったけれど、もともとスキッパータイプのブラウスは胸元が開いてしまうから、ふとした拍子に隠してたキスマークが見えてしまうようだ。


おかげで輝美からも、


「臼井くん、頑張ったねー」


なんてニヤニヤ冷やかされる始末。


だけど心底嬉しそうな彼女を見てると、輝美はやっぱりあたしが本当は誰が大好きだったのかをお見通しだったようだ。


あたしが、陽介がくれたクローバーのチャームをそっと握りしめていると、吉川くんが


「それ、寺島先輩からのプレゼント?」


とニヤニヤしながら尋ねて来た。






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