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a four-leaf clover
【女性向け 官能小説】

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ヤキモチヨウスケ-8

主導権を握ったつもりでも、結局は陽介の手のひらで転がされている。


でも、なんだかんだ言ってこのスタイルが一番しっくりくるのかなあなんて思う。


「あっ……ああ……ん……、や……」


ベッドの上で、あたし達は一糸纏わぬ姿をさらけ出して絡み合っていた。


優しく身体の上を滑る指や唇。くすぐったいと気持ちいいは紙一重で、くすぐられると弱い首筋や脇の下なんかを攻められると上擦った声が出てしまう。


陽介は、そんなあたしの身体に、抱いた証を一つ一つ刻みつけていった。


「よ、陽介……そんなにキスマークつけないで……」


「なんで?」


「だって……、目立っちゃうから」


「見せつけてやんだよ」


「……ああっ、やっ……」


そう言って今度はあたしの太ももの内側に印を刻みつける。


皮膚を吸われるたびに走る軽い痛みが、あたしの身体の奥を熱っぽく痺れさせる。


身体中に赤い印が散らばった頃、すでにあたしの息は上がっていた。


まだ、前戯らしい前戯なんてしていないのに、これだけでこんなに熱くなるなんて。


これ以上のことをされたら狂ってしまうんではないか。そんな懸念を抱くけれど、陽介は構わずにあたしの身体に指を滑らしていく。


印をつけ終えた唇は、そのままあたしの双丘の頂を捕らえると、その熱い舌で限りなく優しく転がしてきた。


「はあっ……、や、やだ……そんな……」


あまりに優しく繊細な責めは、あたしの涙腺と脚の間を刺激し続ける。


手と唇で双丘を攻められ続け、行き場のない両手は必死に彼の髪の毛をかき混ぜるだけ。


優真先輩にも同じようなことをされても圧倒的な快楽の差は、多分精神的なものからきているのかな。


好きな人と身体を重ねることの幸せを全身で感じながら、あたしはゆっくり脚を開く。


恥ずかしいけど、アレをして欲しい。


陽介と目が合うと、彼は何だか意味深な笑みをこちらに向けてあたしの脚の間をまんじりと眺め始めた。


そして。


以心伝心って言葉の通り、陽介は今度はあたしの脚の間に顔を埋め、その秘裂に舌を割り入れた。


「あああっ! あっ、あんっ!」


望み通りの刺激が与えられると、一際大きく喘いで背中が思いっきり反り返る。


深く入ってきた舌は、意思を持った生き物のようにあたしの中で淫らに動き回り。


同時にすぐ上の突起を指で優しく弾かれ続け、胸の頂きも一緒にいたぶられ続け。


一人でするよりも、優真先輩に触られるよりも気持ちよさは言葉に言い表せないほど、極上のものだった。


その証拠に――。


「メグ、すげえよ。何でこんなにここ濡れてんの? シーツ大変なことになってるぜ」


そう言いながらあたしの中をかき混ぜる彼の指がグチュッ、グチュッ、と淫らな音を鳴らしていた。


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