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高校デビュー
【学園物 官能小説】

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第七話(行為あり/本番あり)-1

「か、カメラ回っているのか?」

「はい。ばっちり撮れてるはずです」

直也兄さんの部屋から勝手に撮影用のカメラを持ち出し、早速コニ生に繋いだ。

「と、途中で強制終了させられないだろうか…」

「そこは大人の事情でなんとかなります」

「むしろ大人の事情でダメなんじゃ…」

「とにかくもう流れてるんですから、座ってください」

「う、うん…」

ベッドに座った僕の膝の上に香澄さんが座る。

「恥ずかしいなんてレベルじゃないぞ…」

僕だって恥ずかしい。今の今までテレビ番組にすら出たことないんだから。
世界初お披露目がセックスになるなんて、誰が予想できただろうか。きっとノストラダムスでも無理だ。

「皆さん初めまして。元アイドル・桃園香澄の彼氏の、大谷竜一郎です」

「…………」

「香澄さんも自己紹介して」

「も、桃園香澄です…」

緊張しきっている香澄さんに対し、僕は自分でも驚くほどに冷静だった。

「えー、今回はですね、僕たちがいかにラブラブなのかを知ってもらおうかと思いまして」

「ぜ、前回は、お見苦しいところを…すいません…?」

わざと『前回』や『今回』といった言葉を使い、僕が手がけたことになっている例の動画の続編という設定にしてみた。

「今からセックスしようと思います。おかずにしたい方はどうぞご自由に」

「バカ竜!」

「皆さんが触れることのできない桃園香澄を、僕だけが堪能できます」

「っ〜!」

「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りいたします」

「スポンサーなんていないだろ!」

「あ、さすがに裸は恥ずかしいらしいので、制服のままでやります。むしろセーラー服のほうがエロいと言ったのに」

「そ、それは竜が変態なだけだ!」

「世の男性諸君ならわかってくれるはずだ。セーラー服はいつの時代も最高だってことをな!」

夫婦漫才を終え、早速スカートの中に手を突っ込む。

「やんっ…!」

「すごく濡れてます。ほら、足開いて」

「やっあぁっ…恥ずかしいよぉっ…」

閉じていた足を無理やり開かせ、濡れ濡れのパンティをカメラに収める。


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