投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「すき?」
【学園物 官能小説】

「すき?」の最初へ 「すき?」 8 「すき?」 10 「すき?」の最後へ

「すき?」-9

・・・またやっちゃったか。やばいな、私・・・。
「お前なぁ・・・俺は日本人なんだよ!」
先生はまた腰を引いた。
「わっ!ごめん、ほんとごめん!!先生たんま!」
またあの痛みが来るかと思うと恐怖だ。私はすごい焦った。
でも、今度はゆっくり優しく突いてきた。
「ぁんっ・・・」
先生から送られてきたのは、覚悟してきた痛みではなく、少しの痛みと甘い快感だっ
た。
「あ・・・せんせ・・・?」
私は戸惑いながら、先生を呼んだ。
「平太、って呼んで・・・」
そう囁くと、先生は、ゆっくり動き始めた。
お喋りは、もうお終いって事なのかな・・・?
少し淋しい気もしたけど、私は確かに痛み以外の感覚を意識し始めた。
「だいぶ、ほぐれたみたいだな。」
先生は、余裕な顔をしてどんどん腰を動かしていく。先生が腰を動かせば動かすほ
ど、気持ちよさが送られてくる。
「あ・・・せん・・・へーた・・・」
私は、予想外の気持ちよさに、先生の名前を呼ぶ。
初めてって、もっと痛いと思ってた。先生を怒らせてしまったけど、さっきのおしゃ
べりの間に、私の中はほぐれてきたんだな、きっと。
・・・気持ちいい。
「上出来。名前、忘れないでね。」
へーたは、私が名前を呼んだ事にご満悦のようで、にっこり笑った。余裕が出てきた
らしく、私のシャツを捲って胸を露わにすると、胸を両手で捏ねくり回しながら、腰
を動かした。
上からと下からの快感に、私は身をくねらせる事しかできない。
「やぁだ・・・へーたぁ。頭がおかしくなっちゃう・・・」
へーたは聞いていないのか、両手で私の胸を真中に寄せるように揉むと、両乳首をな
めたり歯で刺激してきたりした。
これは堪らない!
アタシはビクッとして、戸惑う。
「や!やめてぇ・・・」
私は胸に顔を埋めるへーたの肩を掴んで離そうとするが、ビクともしない。乳首を刺
激されるたびに私の奥がビクビクする。
「ゃぁ・・・気持ちいい・・・」
「亜由子・・・そんなに締め付けないで・・・」
へーたは、苦しそうにそう言った。締めつけるなって言ったって、自分で調節なんて
できない。むしろ、そんな事へーたに言われて余計に私の奥は疼いしまう。
「く・・・もう」
へーたは、私の胸から顔を上げると、両手を私の腰に当て、挿入のスピードを上げ
た。もう、容赦はしないようだった。
「あぁ・・・あんあんあん・・・!」
へーたに突かれるたびに、声が出ちゃう。恥ずかしくて、言いたくないのに。もう痛
みはほとんど無く、むしろわずかな痛みが快感のスパイスでしかない。
「いやぁ・・・気持ち良い・・・あん・・・」
私はもう自分で何を言っているのかわからない。そのくらい気持ち良い・・・
「俺も・・・すっげー気持ち良い」
先生の動きが、ひときわ速くなった。
「あ・・ああ!激しい!へーた、激しいよぉ!!」
「あゆ・・・イク!!」
へーたはそう宣言してから2,3回往復すると、私のお腹に先生の精を吐き出した。
「あぁ・・・熱い・・・」
私は、空ろになりながらそう呟いた。へーたは、そんな私にねぎらうように優しいキ
スをした。
おいしい・・・イチゴやレモンの味じゃないけど、先生のキスはおいしい。
・・・そんな事をぼーとしながら考えていると、先生はティッシュで私のお腹を拭いてくれた。


「すき?」の最初へ 「すき?」 8 「すき?」 10 「すき?」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前