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【青春 恋愛小説】

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世田谷通りから松陰神社方面に入った二人は、商店街で人通りも多いため自転車を押して高畠の家を目指していた。




「そろそろこっちも、やるか」




暁生は手早く携帯を操作し、同じ手順でFBにログインしようとした。

が。




「......接続出来ない....」

「マジで?」

「うん。多分こっちは利用停止になってる」

「くっそーマジか」

「まぁいいよ。木下の時だけでも相当ばら撒けたし、あとあいつのアドレスからあいつの担任にも送っておいたから。二人分の画像をね」

「え......いつの間に.....。しかも担任に直接?」

「あぁ。やるなら徹底しないとね。ちょうどさ、あいつのアドレス帳に担任のPCアドレス入ってたから」

「マジかよ.....あいつの担任て.....あ!真紀の担任じゃん!」

「あっ....。小野っておばちゃんだっけ?」

「そうそう.....あのババァ卒倒するなきっと....」

「ちょっとやりすぎたかな....」

「ま、大丈夫っしょ。きっと。で、どうする?家に帰る?」

「いや、せっかくここまで来たし。ほら、お手製ポストカードもあるから」

「......こえーっ....」

「手ぶらで帰る訳にはいかないっしょ。どちらかと言うと高畠の方がタチ悪いわけだし」




世田谷線の線路を過ぎて10分程歩いただろうか。

一際立派な一軒家が目に入った。




「てっちゃん、あの家」

「え!?でかっ!!」

「ガチの金持ちなのかな、高畠って」

「そのボンボンが普段からナイフ所持ってて今回のザマと...」

「なんかドラマにいそうだよね。そういうひん曲がったボンボン」

「口にしたらまた腹立ってきたな....」

「早いとこポストにぶっ込んで退散だね」




丁度ポストの前に差し掛かったとき、玄関が開いた。
中から女性と大きな犬が出てきた。





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