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9歳差のジレンマ
【幼馴染 官能小説】

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俺と晴菜と間宮と亮-8

亮といい佐藤君といい
俺が晴菜を好きかもと意識したとたんに出てきやがった。

それとも、今まで俺が晴菜の周りを
気にしなかっただけか?

あ〜〜〜〜
もう1回寝よう。
頭がすっきりしねぇ!

でも、寝られるはずはなかった。
なぜなら・・・・・
亮と晴菜がずっと帰ってこなかったから。


亮と晴菜が23時ごろ
こっそり帰ってきた夜から
俺はうだうだと考えていた。

もしこんな話を飲んでる時に友達から聞いたら
「いい加減にしろよ!」と
椅子を蹴っ飛ばして店を出ているところだ。

それなのに、雄二はニヤニヤ笑ってばかりで
俺の話を静かに聞いていた。

「高校教師は周りが高校生だろ〜?
浮いた話がなくてね〜。
ま、浮いた話があっても高校生レベルだからな。イマイチつまらないんだよな・・・
あっっ!お前の恋愛も高校生レベルか?」

何も言えない俺にさらに追い討ちをかけてきた。

「高校生のころのほうが大人びた恋愛してなかったか?」

悪かったな!

あれは、大人びた恋愛をしていたんじゃない。
相手に本気じゃなかったんだ。
今思えばそうだ。
相手に本気じゃないから
クールでいられる。
相手に本気じゃないから
カッコつけられる。
相手に本気じゃないから
余裕でいられる。

晴菜のことは今までのどの彼女よりも本気だ。
付き合っていないオンナに
本気だと断言するのも変な話だけどな。

「んで?姫ちゃんに手ぇだせるの?」

こいつは何でえげつない言い方しかできないんだ?





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